『青いバラはない、って聞くけど、わたしは確かに見た!
なんで? どういうこと?? さっぱりわかんない』ある程度お花に詳しい人なら、ご存知だと思うのですが
青いバラは、まだこの地球上に存在しません。『じゃあ、なに、わたしが見たのは幻だって言うの?』
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けっこう、聞かれる質問です。
アレンジメントを習っていたり、バラを育てたりしている方には
あたりまえの事かもしれませんが、
かなりよく聞かれることなので、今日はこの質問を。
たぶん、こういうバラを見たのでしょう。

ちょっと色がうまく加工できませんでした^^;
もうちょっと濃い水色のものもあります。
夢を壊すようですが、そのとき見たお花は・・・
ニセモノです。『そんな、確かにナマのお花だったわよ!!』
はい、ナマはナマですが、
白いバラに青いインクを吸わせたものです。最近は少しは減ってきたように思いますが、
バラのほか、カーネーション・スイートピー・カスミソウ・カラー
でよく見かけます。
色も水色以外に、蛍光グリーン、蛍光イエロー、蛍光オレンジ、ピンク
などがよく見かける色ですね。
着色専用の花染め液というものを、切った花に水のかわりに吸わせているのです。
一般には、農家さんで染められたものが市場に出荷されます。
液を買えば花屋さんや自宅でも染めることは可能です。
「花もちは変わらない」と言われていますけど、
わたしは短い(もたない)気がします。
それに、よく見ると色水の吸い方って植物の身体全部で均等なわけじゃないから、シミやニジミがいっぱいあります。
そういうのを見ていると・・・わたしとしてはものすごく
花がかわいそうになります。
わたしは、染めた花はキライです。
染める意味がわかりません。
あまりにも鮮やかな蛍光色の切り花を見たら、染めてあるかも!?
もし、染めた花がイヤな場合は、花の入っているバケツの水を見ましょう。
染めている場合は、水の色がインク色になってます^^;
(自宅の花瓶に入れたときも、水が染まりますので気をつけましょう)
バケツが黒くて水の色がわからない! という場合は、
ちょっと花を持ち上げて切り口を見てみましょう。
1本抜きにくい場合は、バケツの中の花を全部ごっそり持ち上げると
花を折らずに見られます。
染めてある花の場合は、切り口が、緑色じゃありません。
染めてあるインクの色がべったりついています^^;
やりにくい、とか、触っちゃダメというお店の場合は
(いまどきそんな高飛車なお店もあまりないと思いますが・・・)
思い切って店員さんに聞く、という手もありますが
うーん、そういうお店は店員さんも不親切かもしれないからな・・・
まあ、最近はバラ・カーネーションではほとんど見かけなくなりましたので大丈夫だと思いますが・・・
スイートピーでは、いまだに多いです。
スイートピーなら、小さい花ですから、持ち上げやすいし花瓶も覗きやすいので判別しやすいですよ。
*フォローしておきますが、スイートピーにも
天然で まオレンジ とか まっ黄色、真っ赤、アズキ色
のものもありますから、華やかな色はみんなニセモノ、
というわけではありませんよ〜!
ちなみに、売られている プリザーブドフラワー や ドライフラワー は、
着色したものがフツウです。
もともとの色が加工してもキレイに出る場合は、
染めていないこともあります。
もちろん、青い花も、自然界にはちゃんと存在しています。
たとえばこんな花たち・・・

ですが、青い花を咲かせる植物は、他の色にくらべてとても少なく、
バラやカーネーションは青の色素を持っていません。
これを、バイオテクノロジー、遺伝子組み換えで
青い色素を組み込んで品種改良したものが、
昨今の「青いバラ」「青いカーネーション」
と呼ばれる、
紫色のバラやカーネーションです。
10年ほど前までは、赤紫しかなかったのですが
最近は、青紫、ほんとうに”ブルー”と表現してもいいような種類が出てきています。
本当に真っ青なバラが見られる日も、そう遠く無いかもしれません。
まあ、そこまでして自然界にないものを
無理に作らなくてもいいんじゃないかとも、思うんですけどね。
ひとつ紫のバラをご紹介。
ブルーヘヴン です。 実物はもうちょっと青みがあったんですが・・・
一緒に写っている花は、
春咲きグラジオラスの紫 と、ツインキャンドルというクローバーの仲間。
ちなみに、紫のバラは一般的にとても香りの強いものが多いです。
今度お花屋さんで見かけたら、そっと香りをかいでみては?
近づくだけで、わかりますよ^^

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