いつも見てくださってるKさんから質問が来ました。
春に買ったオンシジウムが元気がなくなってしまったとのこと。
お写真を拝見すると、葉の色が薄くなってしまっているのと、
葉に斑点ができているのと、植えつけてある水ゴケが黒くなっているようです。

同じような症状の方も多いのでは?と思いますので
質問としてここで回答させていただきますね。
「日に当てるほうがよいと聞いていたので、花が終わったあとくらいからベランダにおいていた。
葉が黄色くなってしまったので明るい日陰に移した。
肥料は置き肥を置いている」
とのこと。
水遣り加減を伺っていないのでその辺は違うかもしれませんが
原因としては多分
・真夏の直射日光に当ててしまったための葉やけ
・弱ったところで水も多かったかも、病気の可能性も
・肥料のやりすぎの可能性もではないかと思います。
わたしは、家でオンシジウムを育てたことはないのであんまり詳しいことは判りかねます。
なので、オンシジウム、というか洋ラン一般の育て方として、ご紹介します。
洋ラン(着生ラン)は、一般に木の幹や崖にひっかかって育つため、基本的には木漏れ日程度の明るい日陰で乾燥気味の環境を好みます。
(熱帯雨林=高温・乾燥が続いた後スコールが降るところ生まれ)胡蝶蘭やカトレアは年中明るい日陰〜木漏れ日程度(50〜60%遮光)くらいが良いですが、これに比べて
確かに、オンシジュームやシンビジュームは、比較すると
より日光を好み、ある程度寒くても大丈夫で、育てやすいランです。
でも、さすがに日本の5月や真夏のカンカン照りは強烈過ぎます。
夏場は30%くらいは遮光したほうがいいです。
(朝日だけやレースカーテン越しなど)
11〜4月くらいの間は、日のあたる窓辺でいいでしょう。
オンシジュームやシンビジュームは、関東くらいまでは暖房は効いていなくても大丈夫です
(サンルームや1日日が当たるなど、日が当たりすぎ、暑くなりすぎる場合は、レースのカーテン越しなど少し遮光します)
*胡蝶蘭やバンダ・カトレアは、なるべく暖かい部屋に置き、
夜の窓辺の気温があまりに下がるような関東以北の場合は
夜はダンボールをかぶせるなどの保温をするか、
温室が必要になってきます。
また、ランは過湿を嫌います。
基本的に水ゴケがカラカラに乾いたらたっぷり与えます。
鉢の底からザーっと出るまであげて、またカラカラになるまで放置します。(生まれた故郷の雨を真似します)
夏場で3〜5日に1回程度
冬場は14日に1回程度、または霧吹きのみ
日にちが経っても、天気が悪かったなどで乾いていない場合は与えないようにします。
暖かい5〜10月ころは戸外でいいのですが、
日本は春や秋・梅雨に長雨があります!
この長雨に当てすぎると腐ってしまうおそれがありますので
あまり雨が続くときは雨の当たらない場所に避難しましょう。
ランが肥料を必要とするのは、4〜5月と9〜10月くらいが一般的です。
暑い夏の間と寒い冬の間、特に湿度も高くなる真夏に肥料をあげ続けるとやはり病気になったり腐ってきたりしてしまうことがあります。
基本的に植物の肥料は春と秋、と覚えておきましょう。
置き肥料の場合は、春と秋に肥効(肥料の効き目)が1ヶ月程度のものを、そのサイズの鉢の規定の分量で年2回というのがいいです。
ちなみに、ランの植え替えは鉢から新芽がはみ出して、根っこも鉢の外に5〜6本出てくるようになったら行います。
大体、2〜3年に1回くらい。
普通の植え替えと違い、なるべくピッタリ、きつきつの鉢に植え替えます。
大きい鉢だとかえって育たないので、株がピッタリ入るくらいか、新芽が伸びるスペースがちょっと空いてるくらいの鉢に植え替えます。
この植え替えも基本的には春です。
それから、ランは農家さんの温室から各々のおうちに引っ越すと、
その環境になじむまでに2年くらいかかります。
だから、買ってきたランがすぐ翌年から咲くということはよっぽど環境になじまない限りあまりありません。
2〜3年目から咲き始めることが多いので、すぐに咲かないからといって見捨てないであげてくださいね^^
総括すると、Kさんの場合は
今からは室内の日のあたる窓辺で、Kさんが日差しを「暑い」と感じるようなら(ここ数日みたいな夏並みの日差しの日)はレースのカーテンを引いてください。
水は1〜2週間くらいに一度、カラカラに乾いてからあげてください。
ちょっと重症みたいなので、これからの厳しい季節、復活するかどうかはちょっとわかりませんが、やってみてくださいね!
水のあげ方や鉢の置き場所、肥料の種類ややり方については
本館でくわ〜しく説明してますので本館へどうぞ!
→ガーデンコーナーはこちら
← ランキング参加中!1日1クリックで応援してね^^
← 暮らしに関わるお花のまめ知識 本館blumelenben もよろしくです^^