おうち花マイスター*本多るみ

アーカイブモード [2007年05月 ] 記事一覧

今朝のニュースを見ていたら、今年の音楽祭
LA FOLLE JOURΝEE au JAPON - ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」
への人出予想が100万人だそうですね。

去年モーツアルトやってたのは知ってましたが、
今年そんなことになっているとは知りませんでした。

今年のテーマは「民族のハーモニー」だそうで。
TVで、ロビーのような特設会場の真ん中で楽しそうに踊りながら演奏している出演者と、
やはり手拍子したり踊る子どもたちなどが写っていて。

ああ~、いいなあ、音楽ってやっぱりこういうものだよなあ

と思いました。




クラシックとお花ってその辺ちょっと似ているなあと思うんです。
敷居が高すぎる。




もともとは生活に密着した庶民のものだったはずなのに
いつのまにか高みの存在、高尚なもの、というイメージになってしまった感じ。

厳粛なオケのコンサートとか、生け花の展示会とかも、そりゃ必要と言うか、あっていいものだとは思うんだけど、
なんていうか、そこまでのとっかかりがなさすぎる現状が近いなあと。


そんな中、去年の 「のだめカンタービレ」 もそうだけど、
”楽しんで演奏するもの、楽しんで聴いて踊ったりするもの”
”小さなこどもほど、純粋に楽しめるのだから子どもを排除しない”
”お高くとまらないで、3分の曲を楽しく聴いてもらう工夫を主催者側もする”

こういう心がけが広まっていくのってとってもいいなあと思う。
事実、聴きに来る親子連れがたくさんいて、
事実、クラシックのCDが今までとは比べ物にならないほど売れていて。

入りやすい入り口があれば、
小さいころに楽しく楽器に触れた子どもは当たり前のように楽器を触り、曲を聴くと思うんだよね。

そういうところは音楽に限らず、芸術関連全て
いや、母国語の美しさとかもそうだと思うんだけど
(日本語の響きの美しさとかね)
もちろん、花だってそうだと思うんだ。


なのに、なんだかさあ、
花ってまだまだお高くとまっちゃってる気がする。


「そんなことも知らないの!?」的なことを言う人や本のなんて多いことか!

(本は直接言ってる訳じゃないけど、専門用語しか羅列してない本って
 結局そういうことだと思う)

そうじゃなくってさあ、
「桜の花見に行く感じ」を年中持ってもらおう!
ってところからはじめよう!
って姿勢が足りないと思うのはわたしだけ??

せっかく日本人にはもともとそういう、
「花を感じる」文化があるんだから。

花屋がこれだけあって、みんなその存在は知っているのに
なぜ花を買わないか、知らないかっていったら
それは、
花に詳しくなった人とまだ知らない人との間の壁が高すぎることに他ならないと思うんだよね。
わたしはね。



んーーー
家にいてニュース見たりするとなんだかいろいろ書きたくなるなあ。
朝から語ってしまいました。

人込みがキライなのでGW中に東京には出かける気はありませんが
ちょっといいなあ~
わたしも聴きたいなあ~~~~



ニュースでずっと 「ベートーベン7番」が流れてて
聴きたくなってCD探したのに見つからず
代わりに 「ブラームス1番」 聴きながら書いてます。
全然曲調が違うけど(笑)


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今日は 『すずらんの日』 です。


いつもながらに、当日になってから書くのはどうだろう、
と思うのですが。
どうしていつも当日になって思い出すのか・・・^^;A

前もって書いとかないと役に立たないんじゃないかと思うんですが。
う~~ん。
いかんなあ。



さてさて、 『すずらんの日』 って何?って話ですが。
5月1日といえば、メーデーって言う人が多いと思うんですが。
『すずらんの日』でもあります。

なので、今日の誕生花というのは、多くの本で『すずらん』になっています。


主にフランスが有名ですが、ヨーロッパでは定番のようです。
最近は日本でも言われるようになってきましたね。

『5月1日にすずらんの花を贈ると、幸せになれる』

これは、贈った方にも、もらった方にも有効。
なので、すずらんを贈りあう風習があります。
身の周りの人、大切な人、愛する人、家族、友人、恩師etc・・・

だれもかれも、幸せをおすそわけしあう日なのです。
ちょっといいでしょ?




自然にすずらんが咲くのはもうちょっと後なので
まだその辺で摘むことはできませんが、
お花屋さんには今日に合わせてすずらんが置いてあるはずです。

鉢植えだと、ホワイトデー辺りからあったりしますが
多分、明日行ってみてもあると思います。
切り花はわかりませんが・・・

すずらんの切り花って、ホントに、季節限定モノで。
いつ入るかわからないところがあります。
この『すずらんの日』前後ならあることが多いけど
年によってはほとんどない場合もあります。

(だから、すずらんのウェディングブーケを持ちたい!
 なんて人は第二希望も考えておかないといけないかもです)


このすずらん、日本では「君影草」(きみかげそう)や「谷間の姫百合」(たにまのひめゆり)とも呼ばれます。
う~ん、名前だけでもロマンチックv

なんですが、現在日本で売っているのはほぼすべて『ドイツスズラン』 です。

日本原産のすずらんもあるにはあるんですが、
栽培品種として売られているのはほぼコレ。
日本の品種ではありません。
丈夫だからなんだけどね。

すずらんは、ベル状の白い花が特徴だけど
中には八重咲きとか、ピンクとか、葉が斑入り(ストライプ)の
品種もたまに鉢植えや苗で出回ることがあります。

でもわたしはやっぱり、一重の白が好きだなあ。



育てるなら・・・
すずらんはユリ科の球根。(チューリップと同じです)
暑いのがダメ、夏の直射日光もダメ、極度の乾燥もダメです。

なので、一番良いのは、落葉樹の下ですねえ。
冬から春は日が当たって、夏は日陰になりますから。

あとは家とか塀の東側、朝日だけ当たるようなところ。
クリスマスローズと同じ感じです。

日陰でも良いけど、冬から春には多少日が当たったほうが良いです。

寒いところの植物なので、冬は外に出しっぱなしにしてください。
基本的には地植えしちゃうのが一番です。
冬になると地上部が枯れてなくなりますが、春になれば芽が出てきます。


なお、鉢植えのすずらんを今年買う、買った、という方、
今年の花はいまついている、またはついていた花です。
もう咲き終わってしまいましたので、今年はもう咲きません。
来年からは、初夏になったら咲きますので可愛がってあげてくださいね^^

あー、それから、鉢植えで売っているすずらんは 「ピートモス」 ってふかふかしたのに植えてあることが多いです。
これ、乾きやすいうえに、一度乾くと水を吸わないので
このままだとすずらん、乾燥しすぎで枯れてしまいやすいです。

鉢で育てる場合は、この買ってきた鉢からすっぽり抜いて(根っこをくずさずに)
一回り大きい鉢に普通の土で植えなおしたほうが良いです!



そうそう、それから、一個注意が!

すずらんはとっても良い香りだし可愛いですが、
全草に毒があるので気をつけましょう。特に根っこ。

薬として強心剤や痛み止めなどに使われますが、
ということは、イコール、体質にもよりますが口にすると危ないです。

切り花を生けた水も子供さんやペットが飲まないように気をつけて!
可愛い赤い実も子供さんが食べないようにね~!


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あーんど、お知らせ!
姉妹サイトの 『How To 結婚式』 にて
いつか載せますと予告していた、わたしの結婚式の模様を
出し終わりました~
ブーケや会場装飾の写真もありますので、
ウェディングのお花に興味のあるかたはぜひどうぞ^^

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