アーカイブモード [2008年09月 ] 記事一覧
- 彼岸に満開、彼岸花 [2008/09/24]
- メーカー(生産者)とお店とお客さんの関係 [2008/09/21]
- シキミって何?どう使うの? [2008/09/11]
- 榊・ひさかき・びしゃこ の違いは? [2008/09/02]
今年は、我が家の周辺では
まさに彼岸に満開です、彼岸花。
ケータイ写真なので写りは良くありませんが^^;

彼岸花(ヒガンバナ)の名は
”秋の彼岸のころに咲くから” というまんまな理由から来ているようです。
この花には、全国でさまざまな別名があるようですが(千種以上とか??すごいですね)
”曼珠沙華(まんじゅしゃげ)” がもっとも有名でしょうか?
この呼び名は仏教(法華経)の中のサンスクリット語(梵語)からきているといわれています。
(仏教にまつわる花、として
ハスの花にも質問をいただいているので
そちらはまた今度書きますね)
球根に毒があります。(球根植物です)
食べると中毒症状を起こしたり、死に至る事も・・・
(毒抜きもできるそうで、食用にする場合もあるそうですが食べないでね)
田んぼやお墓に多いのは
これも、シキミと同じく
人が、この毒を利用してネズミやモグラなどの動物を避けるために植えたようです。
主に赤色ですが
たまに白があります(真っ白というよりはクリ-ム色に近いです)
で、この彼岸花。
お墓に生えているにもかかわらず
仏様に供えるのは×、と言われることが多いです。
それ以外にも、基本的に
この花を切って飾ることは、日本ではタブー視される場合が多く
呼び名も「死人花」など不吉なものも多いです。
お墓に植えることから、縁起が悪いイメージがあったり
毒があることからも、不吉なイメージがあったり
真っ赤な色も、不吉な連想をさせたりと
良くないイメージが重なって、
日本では「縁起が悪い花」に良く挙げられます。
なんですが。
最近は花屋さんで切り花も売ってたりします(爆)
今の季節、球根も普通に売ってます。
赤や白のほか、ピンクや黄色(山吹色)も見かけますね。
花屋さんでは、”ヒガンバナ”とは言ってません。
”リコリス” と言っています。
仏教と無縁な西洋では
この花が「縁起が悪い」なんて考えは全くないため
いろいろな園芸品種が開発されています。
花屋さんに切り花で出ているのはピンクが多いかな。
私は個人的に白い彼岸花が大好きで
子どもの頃、「白い彼岸花」があるところまで
良く見に行っておりました。
(縁起が悪いどうのこうのは当時も全く気にしていませんでした)
今も、白を見かけるとじ~~~~っと眺めて満喫しますv
最近は、球根も良く売っているので
植えているお宅が増えて嬉しいです(笑)
これもちろん、球根を植える人がいるから増えるわけで。
(地植えなら周辺にも広がっていきますが)
今、花屋さんでリコリスの球根を買ったり
切り花を買ったりする人は
私と同じように、
単純に 「花がきれいで好きだから」 だと思います。
そこに 「動物除けのため」 とか 「毒があるから」
っていう人はほとんどいないと思われます。
「縁起が悪い」と思っていたら自宅の庭に植えないでしょう。
要はこれも、気にする気にしないの問題ですね。
個人の価値観の問題です。
花はただ、キレイな花を咲かせているだけなので
それを 「どう思うか」 は
その人その人の価値観や宗教観の問題なので
個人の判断でどうぞ、ということになります。
毎度毎度、言っている気もするのですが^^;
どうにも気にしてメールをくださる方が絶えないので書いときますね。
その花が気に入ったなら
縁起が悪いとか気にせず
好きに楽しめばいいですからね!
(お供え物や、プレゼントにするには相手の価値観を気にする必要がありますが
個人で楽しむ分には全く問題ありませんよ~)
← ランキング参加中!1日1クリックで応援してね^^
← 暮らしに関わるお花のまめ知識 本館blumelenben もよろしくです^^
← 式場を選ぶ前に必見!「結婚式のウラ実情」満載の姉妹サイトもね*^^
まさに彼岸に満開です、彼岸花。
ケータイ写真なので写りは良くありませんが^^;

彼岸花(ヒガンバナ)の名は
”秋の彼岸のころに咲くから” というまんまな理由から来ているようです。
この花には、全国でさまざまな別名があるようですが(千種以上とか??すごいですね)
”曼珠沙華(まんじゅしゃげ)” がもっとも有名でしょうか?
この呼び名は仏教(法華経)の中のサンスクリット語(梵語)からきているといわれています。
(仏教にまつわる花、として
ハスの花にも質問をいただいているので
そちらはまた今度書きますね)
球根に毒があります。(球根植物です)
食べると中毒症状を起こしたり、死に至る事も・・・
(毒抜きもできるそうで、食用にする場合もあるそうですが食べないでね)
田んぼやお墓に多いのは
これも、シキミと同じく
人が、この毒を利用してネズミやモグラなどの動物を避けるために植えたようです。
主に赤色ですが
たまに白があります(真っ白というよりはクリ-ム色に近いです)
で、この彼岸花。
お墓に生えているにもかかわらず
仏様に供えるのは×、と言われることが多いです。
それ以外にも、基本的に
この花を切って飾ることは、日本ではタブー視される場合が多く
呼び名も「死人花」など不吉なものも多いです。
お墓に植えることから、縁起が悪いイメージがあったり
毒があることからも、不吉なイメージがあったり
真っ赤な色も、不吉な連想をさせたりと
良くないイメージが重なって、
日本では「縁起が悪い花」に良く挙げられます。
なんですが。
最近は花屋さんで切り花も売ってたりします(爆)
今の季節、球根も普通に売ってます。
赤や白のほか、ピンクや黄色(山吹色)も見かけますね。
花屋さんでは、”ヒガンバナ”とは言ってません。
”リコリス” と言っています。
仏教と無縁な西洋では
この花が「縁起が悪い」なんて考えは全くないため
いろいろな園芸品種が開発されています。
花屋さんに切り花で出ているのはピンクが多いかな。
私は個人的に白い彼岸花が大好きで
子どもの頃、「白い彼岸花」があるところまで
良く見に行っておりました。
(縁起が悪いどうのこうのは当時も全く気にしていませんでした)
今も、白を見かけるとじ~~~~っと眺めて満喫しますv
最近は、球根も良く売っているので
植えているお宅が増えて嬉しいです(笑)
これもちろん、球根を植える人がいるから増えるわけで。
(地植えなら周辺にも広がっていきますが)
今、花屋さんでリコリスの球根を買ったり
切り花を買ったりする人は
私と同じように、
単純に 「花がきれいで好きだから」 だと思います。
そこに 「動物除けのため」 とか 「毒があるから」
っていう人はほとんどいないと思われます。
「縁起が悪い」と思っていたら自宅の庭に植えないでしょう。
要はこれも、気にする気にしないの問題ですね。
個人の価値観の問題です。
花はただ、キレイな花を咲かせているだけなので
それを 「どう思うか」 は
その人その人の価値観や宗教観の問題なので
個人の判断でどうぞ、ということになります。
毎度毎度、言っている気もするのですが^^;
どうにも気にしてメールをくださる方が絶えないので書いときますね。
その花が気に入ったなら
縁起が悪いとか気にせず
好きに楽しめばいいですからね!
(お供え物や、プレゼントにするには相手の価値観を気にする必要がありますが
個人で楽しむ分には全く問題ありませんよ~)



これはね~
こっちのブログに書こうか、
こっちに書くといろいろ問題?もあるかもしれないから
育児日記の方で書こうか
悩みましたがこっちに書くことにします。
タクト が バイオゴールドシリーズの
ネットショプへの卸を打ち切ったようです。
(バイオゴールドシリーズって、肥料や土とかの園芸資材類ね)
この事について、
「いち愛用者(消費者)」であり
「かつてこういう商品を販売するお店側サイドの人間であった」私が、
超~個人的に思った事をちょっと書きたいと思います。
”おもしろくない””不快だ”
と思う方もいいらっしゃるかもしれないので
あらかじめお断りしておきます。
いつも私が苗やら球根やら肥料や鉢を買っているお店で
いつものように
「そろそろチューリップの球根揃ったかしら~v」
などど思って買い物しようと訪れたところ、
その旨が書いてありビックリ。
タクトのHPに行ってみると
まあ、もちろんそんな事は書いていないあたりもちょっとムッと来ますが
しっかりと「web通販」ページが用意されておりました。
これからは全部、直販でやろうという考えなのでしょう。
「直販でも行ける!」
というほど、「広まった」実感があるからこそ
こういう方針に出たのでしょうが
”一体誰にそれほど広めてもらったのか”
まるで忘れているあたりが腹立たしいです。
タクトの企業努力?
いやいやいやいや、
上層部はそう「勘違い」しているかもしれませんけど
「売ってくれたショップのそれこそ涙ぐましい営業努力」
だと思いますよ、私は。
タクトのHPによると、「取扱店の基準」 を次のように定めたようです。
---------------------------------
《バイオゴールドの取扱店ポリシー》
●バイオゴール製品を使いこなすプロがいます!
バイオゴールドの取扱店は、
農場や店舗で実際にバイオゴールドを使っています!
また、どの店舗も植物に関しての豊富な知識を持っている
スタッフが常にいます。
そのためバイオゴール製品の使い方はもちろん、
植物の管理方法等もしっかりとアドバイスすることができます。
●バイオゴールド製品の取扱店は、園芸専門店のみです。
植物を扱う専門店として責任を持ったお客様への応対や
サービスができる店舗のみです。
また、製品をお求め後も、私どもと協力し合いお客様を
サポートできる体制が整っています。
---------------------------------
なるほど、それは確かに良いですね。
単純に「人気らしいから」でドカッと仕入れて、
安く設定して多量販売するようなショップに売ってほしくない、
というのも分かります。
でもさあ、私が買っていたお店は・・・
「種苗管理士」や「グリーンアドバイザー」がちゃあんと複数人いるお店だけど?
ネット販売部でなく実店舗もあって、
もちろん、「実際にお店でバイオゴールドを使って」いて、
この種苗管理士やグリーンアドバイザーさんが
「こうやって使うのがおススメです!という使い方」や
「こんなにいいですよ!」っていうのを
サイトやメルマガでものすごーく紹介してくれてたんですけど?
「だから」売れて、愛用者が増えたんだと思いますけど?
ちゃんと「定価で」売ってましたしね。
とっても売れてるショップさんでメルマガもすごいので
このお店のスタッフさんの紹介で
私みたいに使い始めた人ってとっても多いと思うけど?
それにさ、このお店だけの話じゃなくて
「ネット店」の威力って売れてるお店ほどものすごいわけですよ。
口コミの広がり方が半端じゃないと思いますよ。
みんながメール1通で紹介できるシステムがある
ショッピングモールのネットショプや、
紹介システムのあるショップで
販売してもらったからこそ、
現在、「直販だけでもいけるんじゃない?」
という状況になったわけですよね。
「広めて頂いた」 という経緯があるからこそですよね。
それをさ・・・
この「ポリシー」どおりのお店であるかどうかを
しっかりと調べもしないまま、お店の質を見ないままに
園芸専門じゃなくて生花もあるからダメ?
実店舗だけじゃなくてネット部門もあるからダメ??
実質は、どういう基準で審査しているのかサッパリわかりませんね。
これあれですね、たぶんね、「卸先の店舗データ一覧」で
区分が「生花店」だから×
「ネット販売」があるから×
とかって単純にデータのみで処理しているんじゃないかと思いますね。
「ネットショップはとりあえずいろいろ怪しいから全部だめにしておけ」
または「ネットショップはアフターフォローができない」と思ってるとか
そういうことを思ってしまいますね。
(全部私の勝手な推測ですので念のため)
お店次第なのは否めませんけどそれは実店舗だって同じこと。
フォローできてない店は実店舗だって山ほどあるはずです。
「アフターフォローができないようなお店に卸したくない」
というのは分かるんですよ。
「良い商品」だからこそ。
でも、その「お飾りの文句」 と 「実際」 がかみ合っていないわけ。
実際、現場での「やり方」が上手く行ってない。
きちんとアドバイスもフォローもしてくれて
ものすごい口コミで広めてくれていたお店でも
データ1つで「不適合だから」でカットしてしまうんでしょうね。
「中身」のチェックは
「そんなの数が多くてやっていられないからやりません」
ってところなんでしょうね。
年金問題で「お役所」のそういう所もたびたび明るみに出てますけど
企業だって、同じような事は山ほどあり・・・
まあ「企業のお飾り文句」なんてみんなそうかもしれないけど。
(そういう見方をしてしまうと何も買えなくなるんですがTT)
メーカーが”販売店に卸す”っていうのはそもそも、
「広めてもらうお礼」みたいなものだと思うんですよ。
そりゃ直販が利益最大ですからね
直販したい気持ちは分かります。
が、直販だけでは当然、広まっていかない。
だから、扱ってくれるお店を増やすために卸すわけですよね。
それはより、多くの消費者の手元に届けるためで
卸値と販売価格の差額分を
その「お礼」として販売店に還元すると
そういう意味があると思うんですよ。
そして、商品が本当に「いいモノ」だからこそ
認知度は広まって、リピーターが増えて
販売店もタクトにも還元があったはずなんです。
で?
直販だけで行けるくらい広まったから
もうあんた用なしよ、ハイサヨウナラ??
販売店側にいた私からするとね、
ナニソレ??
目先の利益だけを見たら、分からんでもない。
でも、そういう姿勢の企業の今後ってどうなるんだろうね?
って思ってしまうんですよね。
私、バイオゴールドシリーズの大ファンですから
まず思った事は
「えええ!? 困る!!
これからどうやって買えばいいの!??」
そして検索しましたよ。「タクト」と。
このように、メーカー名や商品名で検索すると
直販ページに誘導されるという
いやらしい仕組みです。
正直、いたしかたなく
これから直販で買う事になるでしょうが
(買わないで他を探すかもしれません)
タクトの企業イメージはもう、急降下。
↓↓↓
1万円以上買うと送料サービスで
「バイオゴールド」がどんなにこだわってるかの冊子をくれるようですが?
何かさア、
本ッ当にに頑張って頑張って開発した研究者さんたちや
頑張って売ってくれた店への感謝がもう
一切感じられなくなってしまいました。
そういう「目」でサイトも何もかも見てしまいます。
これって企業としてものっすごい損失だと思いますけど?
それに、わざわざ「探して買おう」とする人が全員ではありませんよね。
「ちょっといいかも~」
だったくらいの人は
「今まで買っていたお気に入りのショップが」
次に勧める肥料を買うでしょうね。
だってその人にとっては、
「そのお店で買う事に価値がある」わけで
タクトだから買ってたというわけじゃないでしょう。
「信頼する人が勧めてたから」買ってたわけです。
私もそうです。
しばらくしたら苦しくなってまた
「再販します」 なんてコメントが出るんじゃないの?
なんてことをちょっと期待というか
そうなったら自業自得だなあ
なんてちょっと思ってます。
・・・
・・・今日の話ブラックですか?
ブラックな私の一面露呈?(笑)
私も人間だし
しかも「店側」の人間だからね(もしくは「お客」)
こんな事を思う日もありますねえ~
生産者さんとかメーカーさんとかは
売ってくれるお店と、使う消費者の事を
よーく考えてほしいなあと思うわけです。
このトライアングルで
誰かが嫌な思いをしていたら
トライアングルは壊れてしまうと思うんですよ。
みんなが嬉しいからこそ、長く売れるんじゃないですか。
これって単なる「夢」でしょうか?
そんな甘いこと言っちゃいけないんでしょうか??
でも私は「誰かが嬉しくない」方法は嫌ですね。
花屋さん講座もこんな私が書いてますので、
題名通り「いい花屋さん」になるための講座です。
”とにかく売れればいい講座”じゃないので
即効性を期待とか本当に今仕入れるお金もないくらい苦しいという人には
おすすめできません^^;(笑)
まあ「どう思うか」は本当、人それぞれですので
私はこう思う、というだけで
絶対的にこう、ってことじゃありませんが。
そんな事を思いました。
あ~
久々に思う事を「まんま」書いてみました。
今年に入ってから、「花屋講座」が始まった事もあって
ちょっと、「まんま」書くのを控えてたんですよね~
「お仕事ブログ」の色合いが強くなってきた気がしたので。
いろいろ「まんま」書くとやばい事もあるかな~と^^;
でも、今日は久々にちょっと書いてみました。
やっぱり書いた方がいいかな~??
私はスッキリしますけど(笑)
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こっちのブログに書こうか、
こっちに書くといろいろ問題?もあるかもしれないから
育児日記の方で書こうか
悩みましたがこっちに書くことにします。
タクト が バイオゴールドシリーズの
ネットショプへの卸を打ち切ったようです。
(バイオゴールドシリーズって、肥料や土とかの園芸資材類ね)
この事について、
「いち愛用者(消費者)」であり
「かつてこういう商品を販売するお店側サイドの人間であった」私が、
超~個人的に思った事をちょっと書きたいと思います。
”おもしろくない””不快だ”
と思う方もいいらっしゃるかもしれないので
あらかじめお断りしておきます。
いつも私が苗やら球根やら肥料や鉢を買っているお店で
いつものように
「そろそろチューリップの球根揃ったかしら~v」
などど思って買い物しようと訪れたところ、
その旨が書いてありビックリ。
タクトのHPに行ってみると
まあ、もちろんそんな事は書いていないあたりもちょっとムッと来ますが
しっかりと「web通販」ページが用意されておりました。
これからは全部、直販でやろうという考えなのでしょう。
「直販でも行ける!」
というほど、「広まった」実感があるからこそ
こういう方針に出たのでしょうが
”一体誰にそれほど広めてもらったのか”
まるで忘れているあたりが腹立たしいです。
タクトの企業努力?
いやいやいやいや、
上層部はそう「勘違い」しているかもしれませんけど
「売ってくれたショップのそれこそ涙ぐましい営業努力」
だと思いますよ、私は。
タクトのHPによると、「取扱店の基準」 を次のように定めたようです。
---------------------------------
《バイオゴールドの取扱店ポリシー》
●バイオゴール製品を使いこなすプロがいます!
バイオゴールドの取扱店は、
農場や店舗で実際にバイオゴールドを使っています!
また、どの店舗も植物に関しての豊富な知識を持っている
スタッフが常にいます。
そのためバイオゴール製品の使い方はもちろん、
植物の管理方法等もしっかりとアドバイスすることができます。
●バイオゴールド製品の取扱店は、園芸専門店のみです。
植物を扱う専門店として責任を持ったお客様への応対や
サービスができる店舗のみです。
また、製品をお求め後も、私どもと協力し合いお客様を
サポートできる体制が整っています。
---------------------------------
なるほど、それは確かに良いですね。
単純に「人気らしいから」でドカッと仕入れて、
安く設定して多量販売するようなショップに売ってほしくない、
というのも分かります。
でもさあ、私が買っていたお店は・・・
「種苗管理士」や「グリーンアドバイザー」がちゃあんと複数人いるお店だけど?
ネット販売部でなく実店舗もあって、
もちろん、「実際にお店でバイオゴールドを使って」いて、
この種苗管理士やグリーンアドバイザーさんが
「こうやって使うのがおススメです!という使い方」や
「こんなにいいですよ!」っていうのを
サイトやメルマガでものすごーく紹介してくれてたんですけど?
「だから」売れて、愛用者が増えたんだと思いますけど?
ちゃんと「定価で」売ってましたしね。
とっても売れてるショップさんでメルマガもすごいので
このお店のスタッフさんの紹介で
私みたいに使い始めた人ってとっても多いと思うけど?
それにさ、このお店だけの話じゃなくて
「ネット店」の威力って売れてるお店ほどものすごいわけですよ。
口コミの広がり方が半端じゃないと思いますよ。
みんながメール1通で紹介できるシステムがある
ショッピングモールのネットショプや、
紹介システムのあるショップで
販売してもらったからこそ、
現在、「直販だけでもいけるんじゃない?」
という状況になったわけですよね。
「広めて頂いた」 という経緯があるからこそですよね。
それをさ・・・
この「ポリシー」どおりのお店であるかどうかを
しっかりと調べもしないまま、お店の質を見ないままに
園芸専門じゃなくて生花もあるからダメ?
実店舗だけじゃなくてネット部門もあるからダメ??
実質は、どういう基準で審査しているのかサッパリわかりませんね。
これあれですね、たぶんね、「卸先の店舗データ一覧」で
区分が「生花店」だから×
「ネット販売」があるから×
とかって単純にデータのみで処理しているんじゃないかと思いますね。
「ネットショップはとりあえずいろいろ怪しいから全部だめにしておけ」
または「ネットショップはアフターフォローができない」と思ってるとか
そういうことを思ってしまいますね。
(全部私の勝手な推測ですので念のため)
お店次第なのは否めませんけどそれは実店舗だって同じこと。
フォローできてない店は実店舗だって山ほどあるはずです。
「アフターフォローができないようなお店に卸したくない」
というのは分かるんですよ。
「良い商品」だからこそ。
でも、その「お飾りの文句」 と 「実際」 がかみ合っていないわけ。
実際、現場での「やり方」が上手く行ってない。
きちんとアドバイスもフォローもしてくれて
ものすごい口コミで広めてくれていたお店でも
データ1つで「不適合だから」でカットしてしまうんでしょうね。
「中身」のチェックは
「そんなの数が多くてやっていられないからやりません」
ってところなんでしょうね。
年金問題で「お役所」のそういう所もたびたび明るみに出てますけど
企業だって、同じような事は山ほどあり・・・
まあ「企業のお飾り文句」なんてみんなそうかもしれないけど。
(そういう見方をしてしまうと何も買えなくなるんですがTT)
メーカーが”販売店に卸す”っていうのはそもそも、
「広めてもらうお礼」みたいなものだと思うんですよ。
そりゃ直販が利益最大ですからね
直販したい気持ちは分かります。
が、直販だけでは当然、広まっていかない。
だから、扱ってくれるお店を増やすために卸すわけですよね。
それはより、多くの消費者の手元に届けるためで
卸値と販売価格の差額分を
その「お礼」として販売店に還元すると
そういう意味があると思うんですよ。
そして、商品が本当に「いいモノ」だからこそ
認知度は広まって、リピーターが増えて
販売店もタクトにも還元があったはずなんです。
で?
直販だけで行けるくらい広まったから
もうあんた用なしよ、ハイサヨウナラ??
販売店側にいた私からするとね、
ナニソレ??
目先の利益だけを見たら、分からんでもない。
でも、そういう姿勢の企業の今後ってどうなるんだろうね?
って思ってしまうんですよね。
私、バイオゴールドシリーズの大ファンですから
まず思った事は
「えええ!? 困る!!
これからどうやって買えばいいの!??」
そして検索しましたよ。「タクト」と。
このように、メーカー名や商品名で検索すると
直販ページに誘導されるという
いやらしい仕組みです。
正直、いたしかたなく
これから直販で買う事になるでしょうが
(買わないで他を探すかもしれません)
タクトの企業イメージはもう、急降下。
↓↓↓
1万円以上買うと送料サービスで
「バイオゴールド」がどんなにこだわってるかの冊子をくれるようですが?
何かさア、
本ッ当にに頑張って頑張って開発した研究者さんたちや
頑張って売ってくれた店への感謝がもう
一切感じられなくなってしまいました。
そういう「目」でサイトも何もかも見てしまいます。
これって企業としてものっすごい損失だと思いますけど?
それに、わざわざ「探して買おう」とする人が全員ではありませんよね。
「ちょっといいかも~」
だったくらいの人は
「今まで買っていたお気に入りのショップが」
次に勧める肥料を買うでしょうね。
だってその人にとっては、
「そのお店で買う事に価値がある」わけで
タクトだから買ってたというわけじゃないでしょう。
「信頼する人が勧めてたから」買ってたわけです。
私もそうです。
しばらくしたら苦しくなってまた
「再販します」 なんてコメントが出るんじゃないの?
なんてことをちょっと期待というか
そうなったら自業自得だなあ
なんてちょっと思ってます。
・・・
・・・今日の話ブラックですか?
ブラックな私の一面露呈?(笑)
私も人間だし
しかも「店側」の人間だからね(もしくは「お客」)
こんな事を思う日もありますねえ~
生産者さんとかメーカーさんとかは
売ってくれるお店と、使う消費者の事を
よーく考えてほしいなあと思うわけです。
このトライアングルで
誰かが嫌な思いをしていたら
トライアングルは壊れてしまうと思うんですよ。
みんなが嬉しいからこそ、長く売れるんじゃないですか。
これって単なる「夢」でしょうか?
そんな甘いこと言っちゃいけないんでしょうか??
でも私は「誰かが嬉しくない」方法は嫌ですね。
花屋さん講座もこんな私が書いてますので、
題名通り「いい花屋さん」になるための講座です。
”とにかく売れればいい講座”じゃないので
即効性を期待とか本当に今仕入れるお金もないくらい苦しいという人には
おすすめできません^^;(笑)
まあ「どう思うか」は本当、人それぞれですので
私はこう思う、というだけで
絶対的にこう、ってことじゃありませんが。
そんな事を思いました。
あ~
久々に思う事を「まんま」書いてみました。
今年に入ってから、「花屋講座」が始まった事もあって
ちょっと、「まんま」書くのを控えてたんですよね~
「お仕事ブログ」の色合いが強くなってきた気がしたので。
いろいろ「まんま」書くとやばい事もあるかな~と^^;
でも、今日は久々にちょっと書いてみました。
やっぱり書いた方がいいかな~??
私はスッキリしますけど(笑)



お待たせしました、今日はこの間の続き、
しきみ とは? です。
でもね、最初に断っておきますと
私はシキミには詳しくありません。
なのですが、最近あまりにも質問が多いので
今日はあくまでも「一般論」として回答を書かせて頂きます。
本来は詳しくないことは控えたほうがいいのかもしれませんし
今までそう思って書かなかったのですが
「私が知る限りのこと」でも、それで助かる人がいるのならば。
と思って今日はシキミについて書きたいと思います。
シキミは、シキミ科の植物で
本州南部以南に生息しています。
私は神奈川生まれの神奈川育ち、現在も神奈川在住ですが
私の住んでいる地域&働いていたお店の地域では、シキミを使いません。
お墓にはお花を、
神棚には榊(ヒサカキ)を供える地域です。
ですので、墓地で見たことはありますが
個人的な仏事でも使ったことがなく
働いていたお店でも仕入れたことがありません。
(市場にはあります)
非常~~に「地域差」の大きいものなので
神奈川県内でもふつうに置いてある花屋さんも見かけます。
(先日川崎市で見ました)
「使わない地区」というものも、他にもあるはずで
特に、北のほうでは
使う習慣がおそらくあまりないのではと思います。
生えてないから。
なお、先日の「さかき・ひさかき・びしゃこ」の話も
神奈川じゃ聞かないんですよ。
「ヒサカキしかない」から。
ヒサカキを榊として売っていて、それ以外のものは「ない」から!
混乱しようがないというか。
榊の件がこんがらがっているのは日本の西半分(南半分)だと思います。
で。
シキミっていうのはですね。
仏事用・つまり、
基本的にはお墓にお供えするためのものです。
シキミは香木で、お線香の原料になります。
葉をこするだけでも香りがあり、同じ仲間に
香辛料の「スターアニス(八角)」があるのですが
シキミの実は、猛毒なんです。
実だけでなく、葉にも幹にも、全草に毒があり
特に実の毒が強く、人間でも食べると死に至る場合があります。
(このため、植物としては日本で唯一、「劇物・劇薬(青酸カリなどと同等の扱い)」に指定されています)
お墓に備えるのは、遺体を土葬していた頃、
逆にこの毒を利用して、動物に墓を荒らされるのを防ぐ目的だったと言われています。
なので、寺院の敷地内にもたくさん植えられ、
樹皮や葉を線香にするのもそのためだとか。
でですね、お墓に供えるのにも
シキミだけを、榊のように形を組んで墓前に供える地域や
仏花の中の1花材として組み込む地域があるようです。
供える・供えないから、使い方まで
これまた地方差がありすぎると言っていいでしょう。
なので、あんまり参考にはならないかな~~^^;
ほんと、こういう宗教的な物に関する場合や
地域のお祭りや行事(これも宗教的なものになりますね)に関する場合は
「地域の」お年寄りやお花屋さんでないと分からないと思いますので
お住まいの地域のお年寄りや、古くからの花屋さんに聞くのが一番です。
って答えになりませんが、私の知っていることはこのくらいです、すみません><
なにせ「使わない」地方の住人なもので
これ以上はどうにも・・・申し訳ないです。
今日の話は冒頭でもお伝えしたように、
あくまでも 「基礎知識・一般論」です。
ですので、もっと詳しいお花屋さんや
その方面に長けておられる方がいらっしゃいましたら
ぜひコメントしていって下さいませ。 m(- -)m お願いします。
「うちの地域ではこうだよー」という
地方情報もありがたいです。
コメントでなくても全く構いません。
あなたのサイトやブログで情報提供して
ここに調べに来た人が「分かる」ように
リンク・TBしていって下さいましたら幸いです。
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← 暮らしに関わるお花のまめ知識 本館blumelenben もよろしくです^^
← 式場を選ぶ前に必見!「結婚式のウラ実情」満載の姉妹サイトもね*^^
しきみ とは? です。
でもね、最初に断っておきますと
私はシキミには詳しくありません。
なのですが、最近あまりにも質問が多いので
今日はあくまでも「一般論」として回答を書かせて頂きます。
本来は詳しくないことは控えたほうがいいのかもしれませんし
今までそう思って書かなかったのですが
「私が知る限りのこと」でも、それで助かる人がいるのならば。
と思って今日はシキミについて書きたいと思います。
シキミは、シキミ科の植物で
本州南部以南に生息しています。
私は神奈川生まれの神奈川育ち、現在も神奈川在住ですが
私の住んでいる地域&働いていたお店の地域では、シキミを使いません。
お墓にはお花を、
神棚には榊(ヒサカキ)を供える地域です。
ですので、墓地で見たことはありますが
個人的な仏事でも使ったことがなく
働いていたお店でも仕入れたことがありません。
(市場にはあります)
非常~~に「地域差」の大きいものなので
神奈川県内でもふつうに置いてある花屋さんも見かけます。
(先日川崎市で見ました)
「使わない地区」というものも、他にもあるはずで
特に、北のほうでは
使う習慣がおそらくあまりないのではと思います。
生えてないから。
なお、先日の「さかき・ひさかき・びしゃこ」の話も
神奈川じゃ聞かないんですよ。
「ヒサカキしかない」から。
ヒサカキを榊として売っていて、それ以外のものは「ない」から!
混乱しようがないというか。
榊の件がこんがらがっているのは日本の西半分(南半分)だと思います。
で。
シキミっていうのはですね。
仏事用・つまり、
基本的にはお墓にお供えするためのものです。
シキミは香木で、お線香の原料になります。
葉をこするだけでも香りがあり、同じ仲間に
香辛料の「スターアニス(八角)」があるのですが
シキミの実は、猛毒なんです。
実だけでなく、葉にも幹にも、全草に毒があり
特に実の毒が強く、人間でも食べると死に至る場合があります。
(このため、植物としては日本で唯一、「劇物・劇薬(青酸カリなどと同等の扱い)」に指定されています)
お墓に備えるのは、遺体を土葬していた頃、
逆にこの毒を利用して、動物に墓を荒らされるのを防ぐ目的だったと言われています。
なので、寺院の敷地内にもたくさん植えられ、
樹皮や葉を線香にするのもそのためだとか。
でですね、お墓に供えるのにも
シキミだけを、榊のように形を組んで墓前に供える地域や
仏花の中の1花材として組み込む地域があるようです。
供える・供えないから、使い方まで
これまた地方差がありすぎると言っていいでしょう。
なので、あんまり参考にはならないかな~~^^;
ほんと、こういう宗教的な物に関する場合や
地域のお祭りや行事(これも宗教的なものになりますね)に関する場合は
「地域の」お年寄りやお花屋さんでないと分からないと思いますので
お住まいの地域のお年寄りや、古くからの花屋さんに聞くのが一番です。
って答えになりませんが、私の知っていることはこのくらいです、すみません><
なにせ「使わない」地方の住人なもので
これ以上はどうにも・・・申し訳ないです。
今日の話は冒頭でもお伝えしたように、
あくまでも 「基礎知識・一般論」です。
ですので、もっと詳しいお花屋さんや
その方面に長けておられる方がいらっしゃいましたら
ぜひコメントしていって下さいませ。 m(- -)m お願いします。
「うちの地域ではこうだよー」という
地方情報もありがたいです。
コメントでなくても全く構いません。
あなたのサイトやブログで情報提供して
ここに調べに来た人が「分かる」ように
リンク・TBしていって下さいましたら幸いです。



ちょっと涼しくなってきて、息子を抱えてのお散歩が
汗だくにならなくてすむようになってきました♪
あ~~~助かるわあ。
最近はよちよちと自分でも歩きたがるので
たまに降ろせるのも助かります(笑)が
もうちょっとしたら、逆に歩いて行きすぎて大変になりそうです^^;
さてさて、今日は、
先日ちょこっと書きました
「お盆の間に頂いた、お墓参りに関する面白い質問」
の話です。
「こちらでは、”びしゃこ”を仏花と組みますが
先日、 『榊と違うな、何の葉かな?』
と言われ、間違っていたのかとドッキリしました。
榊やシキミを仏花と組むこともあるのですか?
榊・シキミ・びしゃこ の使い方を教えて下さい』 (和歌山県の方より)
これ、地方性がありすぎるだろうと思って
榊についても、ものすごーーーく一般的なことしか書いていなかったのですが・・・
実際、 「お花と一緒に榊などを組む」 地域があることを
わたしは初めて知りました。
これからお話しすることも、
あなたのお住まいの地域や実家では違う、という事も
多々あると思うのですが
「一般論」 としてお聞きくださいね。
いっぱんには、「榊」は神様へのお供え物です。
漢字で書く通り、「神の木」なんですね。
ですから、
榊は、基本的に”神社で” ”神事に” 使われるものです。
”お寺で” ”仏前に” は使われません。
神社で神事に使う際は 「玉串(たまぐし)」とも呼ばれます。
民家では、神棚に対にして(左右に)お供えします。
(神奈川では、1日と15日に、月2回お供えするのが一般的です)
榊はツバキ科の常緑樹で
西日本の平坦地ではごくごく普通に、雑草というか雑木?として
そこらへんに自然に生えている植物です。
しかし!!
暖かい地域に分布する植物のため
主に関東以西にしか生えていません。
関東以北や高地・沿岸部などには 生えていない んです。
では、関東以北の人はどうするのか?
というと・・・
”ひさかき” という植物を使います。
榊と同じように、葉が互い違いに左右対につくのですが
葉のふちがギザギザしており、色も、特に新芽が赤みがかっています。
榊よりひとまわり小さいです。
このため、昔の京都を首都とする考えでは
関東以北の”ひさかき”は 「榊に非ず」 として 「非さかき」 と呼ばれたとか
赤いから 「緋色だから 緋さかき」 なんだとか
小さいから 「姫 さかき」 なんだとか
その名前の由来もさまざまな説があります。
「榊」という呼び名すら与えたくない、という意味なのかどうなのかは?ですが
「びしゃこ」と呼ぶ地域もあります。
ちなみに、「榊」のことは「ひさかき」と分けて 「ホンサカキ(本榊)」 とも呼ばれます。
京都周辺や西日本の人たちにとっては
「邪道」であったとしても
関東以北で 「榊」 といえば「ひさかき」 を指します。
生えてないんだからしかたないでしょ。
でね、今書いたように
関東以西では 「びしゃこ」 と呼ばれたりします。
「びしゃこ」 は・・・
関西以西の人にとっては 「榊ではない」 のです。
お墓参りの際に ”仏前に” お供えする地域があります。
=”びしゃこ” は、 ”仏事用” なんですね。
あれれ??
おかしいですねえ??
関東では、同じ植物が
「榊」 の名で売られて、 ”神事用” なんですよ。
このように、
「榊」 は神事だけのものである地域があったり
榊やひさかき(=びしゃこ)をお墓参りの時に墓前に供えたり
仏花に組み込んでお供えする地域があったり
地域によってとらえ方や呼び方が違いすぎるんですね。
もちろん、とらえ方も呼び方も違うのですから使い方も様々です。
これは、おそらく、お住まいの地域によって
日本全国多種多様だと思います。
日本全国アンケートとったらおもしろい結果になりそうです(笑)
↑↑↑
みなさんぜひ 「この辺りではこうだよ」 っていうのをカキコして行って下さいませ。
主に西日本・東日本で違うので
中間あたりの地方はごちゃまぜになってかなり複雑化していそうですね。
メールをくださった方の 「和歌山」 というのも
まさにごちゃまぜになっている地域なのかもしれませんね。
榊・ひさかき(=びしゃこ)についてはこんな感じで、分かりますでしょうか??
「シキミ」 についてはまた次回に書きますね!
あなたのお住まいの地域ではもっと違う風に呼ぶとか
もっと違う植物を使うとかありましたら
ぜひぜひカキコしてってくださいませ m(- -)m
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「お盆の間に頂いた、お墓参りに関する面白い質問」
の話です。
「こちらでは、”びしゃこ”を仏花と組みますが
先日、 『榊と違うな、何の葉かな?』
と言われ、間違っていたのかとドッキリしました。
榊やシキミを仏花と組むこともあるのですか?
榊・シキミ・びしゃこ の使い方を教えて下さい』 (和歌山県の方より)
これ、地方性がありすぎるだろうと思って
榊についても、ものすごーーーく一般的なことしか書いていなかったのですが・・・
実際、 「お花と一緒に榊などを組む」 地域があることを
わたしは初めて知りました。
これからお話しすることも、
あなたのお住まいの地域や実家では違う、という事も
多々あると思うのですが
「一般論」 としてお聞きくださいね。
いっぱんには、「榊」は神様へのお供え物です。
漢字で書く通り、「神の木」なんですね。
ですから、
榊は、基本的に”神社で” ”神事に” 使われるものです。
”お寺で” ”仏前に” は使われません。
神社で神事に使う際は 「玉串(たまぐし)」とも呼ばれます。
民家では、神棚に対にして(左右に)お供えします。
(神奈川では、1日と15日に、月2回お供えするのが一般的です)
榊はツバキ科の常緑樹で
西日本の平坦地ではごくごく普通に、雑草というか雑木?として
そこらへんに自然に生えている植物です。
しかし!!
暖かい地域に分布する植物のため
主に関東以西にしか生えていません。
関東以北や高地・沿岸部などには 生えていない んです。
では、関東以北の人はどうするのか?
というと・・・
”ひさかき” という植物を使います。
榊と同じように、葉が互い違いに左右対につくのですが
葉のふちがギザギザしており、色も、特に新芽が赤みがかっています。
榊よりひとまわり小さいです。
このため、昔の京都を首都とする考えでは
関東以北の”ひさかき”は 「榊に非ず」 として 「非さかき」 と呼ばれたとか
赤いから 「緋色だから 緋さかき」 なんだとか
小さいから 「姫 さかき」 なんだとか
その名前の由来もさまざまな説があります。
「榊」という呼び名すら与えたくない、という意味なのかどうなのかは?ですが
「びしゃこ」と呼ぶ地域もあります。
ちなみに、「榊」のことは「ひさかき」と分けて 「ホンサカキ(本榊)」 とも呼ばれます。
京都周辺や西日本の人たちにとっては
「邪道」であったとしても
関東以北で 「榊」 といえば「ひさかき」 を指します。
生えてないんだからしかたないでしょ。
でね、今書いたように
関東以西では 「びしゃこ」 と呼ばれたりします。
「びしゃこ」 は・・・
関西以西の人にとっては 「榊ではない」 のです。
お墓参りの際に ”仏前に” お供えする地域があります。
=”びしゃこ” は、 ”仏事用” なんですね。
あれれ??
おかしいですねえ??
関東では、同じ植物が
「榊」 の名で売られて、 ”神事用” なんですよ。
このように、
「榊」 は神事だけのものである地域があったり
榊やひさかき(=びしゃこ)をお墓参りの時に墓前に供えたり
仏花に組み込んでお供えする地域があったり
地域によってとらえ方や呼び方が違いすぎるんですね。
もちろん、とらえ方も呼び方も違うのですから使い方も様々です。
これは、おそらく、お住まいの地域によって
日本全国多種多様だと思います。
日本全国アンケートとったらおもしろい結果になりそうです(笑)
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主に西日本・東日本で違うので
中間あたりの地方はごちゃまぜになってかなり複雑化していそうですね。
メールをくださった方の 「和歌山」 というのも
まさにごちゃまぜになっている地域なのかもしれませんね。
榊・ひさかき(=びしゃこ)についてはこんな感じで、分かりますでしょうか??
「シキミ」 についてはまた次回に書きますね!
あなたのお住まいの地域ではもっと違う風に呼ぶとか
もっと違う植物を使うとかありましたら
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