おうち花マイスター*本多るみ
「神棚のお榊や
 仏壇に供えた花
 お墓に供えた花 は
 ”お焚き火” で燃やすか 埋めて
 ”土に還さなくてはいけない”というのは本当ですか?
 「燃えるゴミ」に捨ててはいけない、というのは本当ですか?



この質問、最近良く来るのです。


すいません、私ずーっと
燃えるゴミ」に捨ててます。

花屋さんも、売れなくなった花は
燃えるゴミ」に捨ててます。




んーーとですね。

確かに、「お供え物」ですので
それは確かに、
”お焚き火”したり
”埋めて土に還したり”
することがもしも、「可能」なのであれば

それはそうなさった方が良いでしょう。

でもですね。
よーく考えてみて下さいね。


家で何か物を燃やす。
これ、都会では「不可能」です。


最近は、秋の落ち葉の焚き火だって
隣近所でもめ事に発展するくらいです。
そうそう「燃やす」事などできません。



土に埋める。
これも、都会では「不可能」です。


すごく都会、とまでいかなくても
最近は「フツーの住宅地」でも
「土が見えている部分」すら公園くらいしかないのが常です。
一体どこに埋めろというのでしょうか?

一軒家でお庭のある方はともかく
アパートやマンション住まいの方には
どうしたって「無理な話」です。



だから、「燃えるゴミ」でいいんです。
それよりほかに「どうしようもありません」。




ただ、自分がこれまで
田舎のおかあさん・おばあちゃんに
「決してゴミに捨ててはいけない」と教わってきて
捨てることは非常に気が咎める、というような場合


お香や塩で清めてから捨てる
というのはいかがでしょうか?

少しは気持ちが落ち着くのではないでしょうか。




お墓参りとか、その花をどう捨てるとかいったことで
自分が教わってきた慣習通りできない、ということを
とても気にされる方がいらっしゃたり

また、今まで自分は何も気にしてこなかったけど
人から「これはこうしなくちゃいけない」と言われて
非常に気にするようになってしまったとか

そのような方が多いようなのですが

「できる・できない」よりも
気持ちの問題だと私は思います。



「できる・できない」には環境が大きく影響してきます。
「できない」事を気に病んでも
どうしようもない場合も多々あります。

そのような場合は
「できないから自分はダメだ」 ではなくて
「自分にできる代替案はこれ」
でいいんじゃないでしょうか。

「できるできない」よりも
”そこに思いを込めているかどうか”の方が
私はよっぽど大事な気がします。


だから「捨てたらダメ」ではなくて
お供えした行為に気持ちがこもっているのであれば

「枯れた花の処分方法」という部分は
あくまでも”方法論”なので
不可能ならば代わりの案を出す、という形で良いと思いますし

そうしなくては
「花やお榊を飾るという行為自体が不可能」になってしまいますので
もっとゆったりと、おおらかに
お考えになられたら良いのではと思います。

  (もちろん、宗教上のきまりやしきたりをどうしても厳守したい、
   という方もいらっしゃることと思います。
   その場合は、あなたのその「気持の方を優先」すれば良いと思います。
   花を捨てるくらいなら飾らない、というのも
   ひとつの選択肢だと思います。
   個人個人の考えで良いのではないでしょうか。)
 



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昨年買ったミニシクラメンの「チモ」が
2年目開花しました。

枯れちゃったとばかり思っていたら
秋になって葉っぱがニョキニョキ。

気がつけばつぼみがいっぱい。

2年目にしては、
しかも「ほったらかした」割には
かなり良く咲いてます。

ありがとう~^^*

2年目のミニシクラメン・チモ


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今日は質問から1つ、いきま~す


「花をもらったのですが、セロハンは取るのですか?
 そのまま飾るのですか?」



はい、これはですね。
できるだけお花を長持ちさせたいのであれば、
セロハンは取ってください。



あ~、そうかー、そうでしたね。

花を贈る時」 と
自分用に花を買うとき」のことは書いていたけど
「花をもらったとき」のことって、書いていませんでしたね・・・^^;


基本的には、「お花長持ちのコツ」ページに書いてある事が
同じように、”かなえられれば良い”のですが
これだけで推察してね、っていうのはちょっと、いやかなり説明不足ですね。
すみません。

あー今度本館にもページ足したいなあ。
(そんなのばっかでいつになるやら^^;)



ええとですね、
これ、花束をもらったときはそんなに困らないというか
セロハン外さないと飾れませんので外すと思いますが

最近は、水のゼリーや、水を入れたカップにセットした上で
ラッピングしてあり、「このまま飾れます」というような花束を
用意しているお花屋さんも多いです。

こういうタイプの商品は、
そもそも、花束をもらって、
ラッピングをほどいて「飾る」ということ自体が既にめんどくさい、

という人のために作られたわけですね。

なので、「ラッピングをつけたまま」で飾れるようには
「できています」。

でも、お花を長持ちさせる、という面で見るなら
ラッピングペーパーやセロハンはほどいて
「花だけ」にして飾り、
(花束を縛っている紐や輪ゴムはそのままで良いです)
水を変えたり茎の切り口を新しくしたり、
という事をやった方が「長持ち」はします。



アレンジメントの場合も同様で、
セロハンついたままでも飾れるのですが
どうしても蒸れますので、
セロハンをはずして、ちゃんと毎日水を足したほうが
「長持ち」はします。



ただ、「必ず外さなくちゃ飾っちゃいけない」
というほどガチガチには考えなくて良いです。




先の通り、
「ラッピングをほどいで飾るのすら面倒くさい」という人は、
せっかくそのまま飾れるように作ってある花束なら
そのまま飾っていいんです。

そのままではすぐ枯れてしまう普通の花束を
放置して枯らしてしまうよりは
アレンジメントやこのようなお手軽タイプの花束を贈ったほうが
「セロハンついたままでも」
普通の花束を放置するよりは長持ちしますからね。



また、開店祝や展覧会のお祝いなどで
「戸外」にアレンジメントを置く場合は
逆に、ハダカで置いておくと
強風や車の排気ガスなどで痛むのが早くなります。

このような場合は、「風よけ」として
セロハンを付けておいた方がもつ、という事もあります。



ですので、これもケースバイケースってことですね。

(なんか全部そう言っている気もしますが^^; 
 でもホントなんだよ~)



お花のためには、外したほうが蒸れなくて良いけど
その時その時の状況を見て、
外したほうがいいか、つけたままでいいか、考えて下さいね。


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毎年、
「今年はこうありたいなあ」 っていうのを書いてきたので
すっかり鏡開きも終わったけど今年の抱負。



昨年に引き続き、
「お花屋さんに」 、イロイロ伝えていきたいのが1つ。

昨年も、私のもとには
「花屋さんでこんな嫌な思いをした」
というメールが何通も寄せられた。

これはホントの本当に
「氷山の一角」どころか先っちょの先っちょでしかないと思う。


花屋さんはほんっとうに、恥ずかしいくらい
お店としてなってないお店がまだまだたくさんある。

もちろん、いいお店は本当にいい。
でも悪い(お客さんにとってね)お店はホンっとうに悪い。

もともと話も聞かない人はともかく
お店側に悪いつもりがない、意識がなくて
お客さんにとって「悪い」事をしている場合は何とかしたい。

何とかするお手伝いをしたい。





で、もう1つ。

そんなものだから、
お花の買い方や花屋さんの選び方を
もうちょっと突っ込んで話していきたいなあ。



あ、それともう1つ。

「お花屋さんになりたい、花屋さんで働きたい」
 っていう人からもまだまだメールが来る。
スクール選びや開業のページを足してからだいぶ減ったけど。
去年ちょっといい”花屋開業本”も出たしね。
   (↑読んでみた。良書だと思います。どれ?って人はメール下さい)


でも私のところに来るメールはもっと「メンタル系」なものが多いので
そっちのフォローも何かできないかなあと思う。




・・・たくさんあるなあ。
う~~~ん。

そんなにたくさんできるのか?
実際問題無理ぽい。


だけど、今年が無理でも「やりたい」と思うので
目指して歩みたいと思います。

私はもうホント、亀の歩みだけどね。
でもカメでも歩き続ければ結構なところまで行けるのよ。

と、妊娠出産育児のこの2年で思ったので
今年も まず育児。
≧でコツコツ、ライフワークを進めたいと思います。


こんなのんびりですが今年もどうぞよろしく。




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デジカメ買い換えました~

以前のカメラ、丸6年使ってました^^;
お世話になったけど、もう電池がダメで買い替え。

一眼レフやそれに近い機能のカメラも気にはなったけど
実際問題、我が家は車がなく「抱っこ移動」なので
やはり小さくないと持ち歩けないため
フツーのコンパクトカメラになりました。


とりあえず「オート」で花を撮ってみる。
紅葉ワイルドストロベリー
スイートアリッサム
わたし的にはこのくらい撮れれば十分です。
これからわたし好みにカスタマイズしよ。

しかし最近のカメラは画素数が多すぎてデータがでかいな~
小さいサイズにすると「画質ファイン」が選べないのがネックだわ。
うーん。
 

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あけましておめでとうございます!

31日に書くつもりがすっかり年が明けてしまいました、スミマセン^^;

いつも見て下さってありがとうございます。
今年も、マイペースですが書いていきますので
どうぞよろしくお願い致します m(- -)m



さてさて、今年の迎春花
遅くなっちゃったのでまとめてどどーんと。


まず1つ目~
シンプル投げ入れ

コレは、中身は100円均一で買ったピッチャー。(笑)
風呂敷をくるっと巻いてるだけです。 ↓
ただのピッチャーに風呂敷を巻いてます

松1本、菊2本、ゆり2本+金染めの雲竜柳を
テキトーにぶっさしただけの「投げいれ」です。
ピッチャーは口が小さいので
テキトーに入れただけでも花が止まって楽ちんです。
「花瓶なんかない」
というあなたはぜひお試しあれ♪

○イソーで¥200でした(爆・¥100じゃないけど)
この金額で買える器としてはかなり大きいと思いますよ~


ほんとは、次のバラと一緒に大きくどどーん!
と活けようと思っていたんだけど
なんだか 「白だけもいいんじゃない?」
な気分になって変更。

変更した分、1つアレンジが増えました^^;
残ったバラとガーベラで
洋風正月。
ほんとに、「正月定番」な花は1つも入っていません。
気分だけ。
花瓶に花束にして入れました
正月だけど、「クリスマスブッシュ」も行けるでしょ。
こちらは「花束」にしてから花瓶に入れています。

この花束だけ、「花瓶」を使っていますが
他の3つのアレンジは「花瓶」は使ってません。
すべて「食器」ですね。

「花瓶」がないからお花を飾れない~
なんてことはぜえったいに「ない」ですので
(今回の例は正月用なのでちょっと花をたくさん使っていますが)
参考にしてぜひおうちでも「ちょこっと」飾ってみて下さいね~^^*




さて次は、この2つを活ける時に
なんだか「ないほうがすっきるする」と切り落とした
枝や花でチョコンと作ったアレンジ。
直径10cmくらいの小皿に
4cm角くらいのちーっちゃいオアシスを乗せて花を挿してます。
このくらいのサイズなら狭い場所でもすぐ置けるし
「大きなアレンジ用」に買った花をちょびっと拝借すれば作れるのでお得です♪
残り物(切り落とした余分の花と葉)で作ったアレンジ


えーと、もうこのくらいで置場がいっぱいいっぱいなのですが^^;
買いすぎたのでまだあります。
ヒヤシンスと葉ボタンの小さな花束。
コップに入れた花束をカバーに入れてハンカチでおめかし

これはふつーのガラスの「コップ」に花束を入れて
そのコップを 「鉢カバー」 に入れて
それでもコップが丸見えでなんだかなーだったので
鉢カバーの上部に和風のハンカチを
スカーフみたいに巻きました。
横から見た図
このくらいならフツーのご家庭にあるもので
「おめかし」できます^^*
花瓶なんてなくっても~♪
(鉢カバーじゃなくても、小物入れとかお菓子の缶とか使えますよ~)


ちなみに、「松ぼっくり」は息子と拾ってきたものです^^
塗ってあるほうは、クリスマスのオーナメントとして売っていたものを使い回し。
「松ぼっくり」は、クリスマスだけでなくお正月にも使えるから
11月頃に買っても長ーく使える便利アイテムです。
拾ってくればタダだしね^^

あと、この水引きも○イソーで買ったものです。
最近の100円均一はすごいですね~
こういうカラフルな水引を買うなら、花屋さんだとおしゃれなお店でないとないかな~
あとは雑貨屋さんとかで「ラッピング用品」を売っているようなところによくあります。
水引って、なにも「のし」にしか使えないものじゃなくて
こうやって「飾り」とか「リボン」代わりに使うと可愛いですよ^^*




というわけで、たくさんありましたが
今年の 迎春花 でした~^^*


ほんとに、せっまいリビングに「全部」飾ってます^^;
こんなにいらなかったな~~~^^;

ま、いいか、新年だし。



それでは今年も1年、
良い年になりますように!
 
 
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