アーカイブモード [2009年08月 ] 記事一覧
- 水辺のお掃除隊員を呼ぼう! [2009/08/15]
- お盆の花と花を長持ちさせるコツ [2009/08/14]
- ウチにビオトープができました [2009/08/12]
- ホテルの花飾りを真似してみる [2009/08/07]
- ねこじゃらしを飾ってみる [2009/08/02]
先日、スイレン鉢で小さな「ビオトープ」を作りましたが
このとき、買わなかったものがあります。
それは・・・
貝。
ペットショップで、タニシやヒメタニシほか、貝も色々売っていたので買っても良かったんですが・・・
最小単位が「15匹」。
そんなにいりませ~~ん!ぽこぽこ増えるし!
と、いうわけで
「近所の田んぼに捕獲しにいくべ」
という事になりました。
なぜ、貝がいた方がいいのか?
ビオトープとは、水辺の生態系を切り取ってきたモノなんですね。
水辺の生態系?
生態系ってナニ??
生態系(せいたいけい)というのは
要するに、弱肉強食・食物連鎖の「自然の状態」です。
水槽に水草だけを浮かべる・・・
多少、栄養不足でひょろひょろにはなりますが
光さえ足りていれば、まあ大丈夫です。
光が足りなくて暗すぎる場合は、枯れてしまいます。
水槽にメダカだけを入れた場合
最初の水はちゃんとカルキ抜きもして、キレイな水を入れても
数日で、酸素不足&汚れ・・・いわゆる「水質悪化」で魚は死んでしまいます。
「生態系ごと持ってこないと生き物が集まらない」というか、「生きていけない」んです。
(動物と植物でなぜ違うのかは「お花ってどんないきもの?」をお読み見下さい^^)
同じことを「簡単なお花の育て方」としてもお話していますが
動物にしろ植物にしろ、生き物を人工的に「飼う」場合
その生き物がもともと生きていた自然の環境を再現することが一番大事です。
その環境で、その生き物は生きて行くようにできているからです。
他の環境で生きて行く身体の作りをしていないからです。
あなたが砂漠や北極で生きていけないのと同じです。
さて。
では水辺の生態系とは?
魚がいます。
植物の出す酸素を吸って生きています。
植物や虫を食べて、糞をします。
そのフンや、腐った植物・死骸等が放置されると
悪い微生物が大発生して水が腐ってしまいます。
これをお掃除してくれるのが
こういう「腐ったもの」を食べる「貝」です。
もちろん貝も酸素を吸って生きますし糞をしますが
これは植物が 「食べる」 栄養になります。
植物は、直接食べ物をたべられません。
こういう「お掃除屋さん」が分解してくれると、食べることができます。
植物は、「お掃除屋さん」分解して吸収しやすくしてくれた栄養ぶんを吸って
また酸素を出します。
植物が酸素を出してくれるから、貝も魚も生きていられます。
誰かが欠けると、全員生きていけなくなります。
これを地上で言うと、「お掃除屋さん」はダンゴムシやミミズやキノコ、となります。
全員揃えられない場合に、「人工的な処置」が必要になってきます。
それが、水槽のエアポンプだったり浄化フィルターだったり
肥料や農薬だったりするわけです。
=イコール
全員揃えられれば何もしなくていいんです。
アラ不思議!
・・・と、いうわけで
田んぼに行ったんですが・・・
長~~~くなってしまったのでまた次回!
このとき、買わなかったものがあります。
それは・・・
貝。
ペットショップで、タニシやヒメタニシほか、貝も色々売っていたので買っても良かったんですが・・・
最小単位が「15匹」。
そんなにいりませ~~ん!ぽこぽこ増えるし!
と、いうわけで
「近所の田んぼに捕獲しにいくべ」
という事になりました。
なぜ、貝がいた方がいいのか?
ビオトープとは、水辺の生態系を切り取ってきたモノなんですね。
水辺の生態系?
生態系ってナニ??
生態系(せいたいけい)というのは
要するに、弱肉強食・食物連鎖の「自然の状態」です。
水槽に水草だけを浮かべる・・・
多少、栄養不足でひょろひょろにはなりますが
光さえ足りていれば、まあ大丈夫です。
光が足りなくて暗すぎる場合は、枯れてしまいます。
水槽にメダカだけを入れた場合
最初の水はちゃんとカルキ抜きもして、キレイな水を入れても
数日で、酸素不足&汚れ・・・いわゆる「水質悪化」で魚は死んでしまいます。
「生態系ごと持ってこないと生き物が集まらない」というか、「生きていけない」んです。
(動物と植物でなぜ違うのかは「お花ってどんないきもの?」をお読み見下さい^^)
同じことを「簡単なお花の育て方」としてもお話していますが
動物にしろ植物にしろ、生き物を人工的に「飼う」場合
その生き物がもともと生きていた自然の環境を再現することが一番大事です。
その環境で、その生き物は生きて行くようにできているからです。
他の環境で生きて行く身体の作りをしていないからです。
あなたが砂漠や北極で生きていけないのと同じです。
さて。
では水辺の生態系とは?
魚がいます。
植物の出す酸素を吸って生きています。
植物や虫を食べて、糞をします。
そのフンや、腐った植物・死骸等が放置されると
悪い微生物が大発生して水が腐ってしまいます。
これをお掃除してくれるのが
こういう「腐ったもの」を食べる「貝」です。
もちろん貝も酸素を吸って生きますし糞をしますが
これは植物が 「食べる」 栄養になります。
植物は、直接食べ物をたべられません。
こういう「お掃除屋さん」が分解してくれると、食べることができます。
植物は、「お掃除屋さん」分解して吸収しやすくしてくれた栄養ぶんを吸って
また酸素を出します。
植物が酸素を出してくれるから、貝も魚も生きていられます。
誰かが欠けると、全員生きていけなくなります。
これを地上で言うと、「お掃除屋さん」はダンゴムシやミミズやキノコ、となります。
全員揃えられない場合に、「人工的な処置」が必要になってきます。
それが、水槽のエアポンプだったり浄化フィルターだったり
肥料や農薬だったりするわけです。
=イコール
全員揃えられれば何もしなくていいんです。
アラ不思議!
・・・と、いうわけで
田んぼに行ったんですが・・・
長~~~くなってしまったのでまた次回!
お盆なので
お盆の花の話・・・
をすればよかったなあ。
とまたあとから気付く(遅)。
1日遅れの過去記事リンク
「お盆って何?なにするの?どうやるの?」
「ハスの花とお盆の関係」
「仏花って何?」
遅れてすいません><
最近ぼーっとしすぎです。
精神疲労だなあ。
理由も原因も分かってはいるんだけど、なかなか解消しないです^^;
あ、暑くてお花が持たないよ!っていう時は
こちらをどうぞ。
「花が長持ちする方法」
「暑い時期にどうするか?」
お墓のお花は、戸外ですし、お水も替えられないので、
もともと「暑くても、水が切れても、姿を保ってくれる花」にしておくと
見た目がきれいな時間を延ばすことができますが
それしかできません><
が、お仏壇など、お手入れできるところであれば、
お手入れすれば、花のキレイな時間を引きのばしてあげることができます^^
どうぞお試しくださいませ★
お盆の花の話・・・
をすればよかったなあ。
とまたあとから気付く(遅)。
1日遅れの過去記事リンク
「お盆って何?なにするの?どうやるの?」
「ハスの花とお盆の関係」
「仏花って何?」
遅れてすいません><
最近ぼーっとしすぎです。
精神疲労だなあ。
理由も原因も分かってはいるんだけど、なかなか解消しないです^^;
あ、暑くてお花が持たないよ!っていう時は
こちらをどうぞ。
「花が長持ちする方法」
「暑い時期にどうするか?」
お墓のお花は、戸外ですし、お水も替えられないので、
もともと「暑くても、水が切れても、姿を保ってくれる花」にしておくと
見た目がきれいな時間を延ばすことができますが
それしかできません><
が、お仏壇など、お手入れできるところであれば、
お手入れすれば、花のキレイな時間を引きのばしてあげることができます^^
どうぞお試しくださいませ★

「ビオトープ」
なんて言うと難しいかも?
庭やベランダなど狭い場所に人工的に作った、「小さな水辺」のことを言います。
ほらほら、メダカもいますよv
毎朝、息子が
「メダカさんのごはんあげるの!」とえさをあげてくれます^-^

ビオトープは、水辺の生態系を切り取って家に持ってくる
というのがポイントです。
水草だけ・メダカだけではビオトープとは言いません。
器の中に、水底の植物・浅瀬の植物・浮草・魚・貝など
「自然の植生を再現」したものをビオトープと呼びます。
自然の植生を再現した状態になっていると
水辺の生き物が集まってきます。
一番呼びやすいと思われるのはアメンボとかトンボとかの昆虫ですね。
でも、そうすると、これだけの材料をそろえるのがまず大変です。
自分で探すなんて面倒くさくて、探しているうちに
「もういいや・・・」になっちゃう、でしょ?
何を隠そう、わたし自身がそうだったんですから(笑)
自分が店を運営していた頃は、こういう植物を全部一期に仕入れて、こうやって水鉢に並べて見せて売っていました。
メダカは仕入れられませんでしたが、かわりに他の鑑賞魚を一緒に仕入れて
水草とセットにして売りました。
とっても喜ばれました^^
しかし、いざ、自分が店をやめ・・・
欲しいと思うと、揃えて売っている店がない。
ネットで探してようやく見つけたのがこの「ペットショップさん」!
白いアシ以外全部そろってましたw
すっごく助かりました~~
ああ、嬉しい!!
なお、お値段は、普通の花屋さんで水辺の植物を買うより高いです。
んー、3割~5割り増しくらい高いかもしれません。
でも、全部がそろうまで自分の足で探しまわっていたら3年かかってもできていなかったんで^^;
「背の高い浅瀬草・背の低い浅瀬草・
スイレン・浮草・メダカ・メダカのえさに
植え込み用のドロ土・土の高低差を出すための仕切り板まで!
必要なものは全~~~部そろっている!!」
という事に感激した私は迷わずこの店で買いました。
あ、スイレン鉢は家の庭に転がっていたものです。
中身だけね。
中身トータル、約5000円。
私的にはとっても嬉しいお買い物でしたvv
白いアシだけ、家の近くの花屋さんで買いましたが
値札も名前も使い方もなにもついていなくって、レジに持って行ったら80円でした。
緑色の方のアシを、私はペットショップで800円で買っています。
もったいない・・・
この花屋さん、ちゃんと売ればもっともっと売れるのに。
800円とはいかなくても、400円で売っても売り方しだいでお客は喜ぶ、私みたいに。
そう思ったのを花屋になりたい人向けのブログで書いたんですが。
(私の使命は「買う側の声」を花屋さんに伝える事だと思ってますので)
どうも難しいようです。
道のりは遠い。(がんばるけど)
先日、ホテルグランドハイアット東京に行きました。
ホテルのロビーや宴会場に、花が飾ってありました。
生花です。
結婚式でもないのに生花です。
これは毎日欠かさないのでしょうか・・・
さすが東京六本木。すごいですね。
でも、「ホテルの花なんて世界が違う!」
というほど現実離れしたお花じゃなかったんです。
宴会場のお花・・・

花の数と置き場所はすごいけど、
ただ、細い花瓶に水をたっぷり入れて重くして
花瓶の「ふち」に花を立てかけただけで
花を止める道具とかなにも使ってないみたいですね。
自宅でやるのはこれはちょっと大変だけど
アイディアとしてはすごく面白いと思います。
こっちならすぐ真似できます、テーブルのお花。

まあるいガラスの器に少し水を入れて
そこに葉っぱを1枚と、花を1輪、花の頭だけを切って、置いただけ。
これなら、ガラスじゃなくても
可愛いサラダボウルとかですぐできますね!
ガラスだとなお夏らしいけど・・・
さらに、ロビーのお花。

一見、すごいオブジェのように見えるけど・・・
水の中に沈んでいるみたい。どーなってんの??

と思ったら・・・

実は浅いお皿が2段重ねで、
さっきのひまわりと同じように、水を少し張って
その上に花を並べて絵を描いた、みたいな感じになってました!
これねえ、もちろん花器が高価なものなので
「このまんまマネ」は無理ですけど
花の数がほんのちょっとで飾れるので
「家にあるお皿」で簡単に「雰囲気のマネ」ができます!
こんど、やってみた物をまた載せますね~^^*
ホテルのロビーや宴会場に、花が飾ってありました。
生花です。
結婚式でもないのに生花です。
これは毎日欠かさないのでしょうか・・・
さすが東京六本木。すごいですね。
でも、「ホテルの花なんて世界が違う!」
というほど現実離れしたお花じゃなかったんです。
宴会場のお花・・・

花の数と置き場所はすごいけど、
ただ、細い花瓶に水をたっぷり入れて重くして
花瓶の「ふち」に花を立てかけただけで
花を止める道具とかなにも使ってないみたいですね。
自宅でやるのはこれはちょっと大変だけど
アイディアとしてはすごく面白いと思います。
こっちならすぐ真似できます、テーブルのお花。

まあるいガラスの器に少し水を入れて
そこに葉っぱを1枚と、花を1輪、花の頭だけを切って、置いただけ。
これなら、ガラスじゃなくても
可愛いサラダボウルとかですぐできますね!
ガラスだとなお夏らしいけど・・・
さらに、ロビーのお花。

一見、すごいオブジェのように見えるけど・・・
水の中に沈んでいるみたい。どーなってんの??

と思ったら・・・

実は浅いお皿が2段重ねで、
さっきのひまわりと同じように、水を少し張って
その上に花を並べて絵を描いた、みたいな感じになってました!
これねえ、もちろん花器が高価なものなので
「このまんまマネ」は無理ですけど
花の数がほんのちょっとで飾れるので
「家にあるお皿」で簡単に「雰囲気のマネ」ができます!
こんど、やってみた物をまた載せますね~^^*
先日、
息子が毎日 「ねこじゃらし」 を採ってきます。
という話を書きましたが
「ええ~、ねこじゃらしなんかじゃ”花”じゃない」
と思ってるかもしれないので補足。
ねこじゃらしは、立派な「花材」です。
花屋さんでも売ってます。
ホントに売ってます。
「ねこじゃらし」 の正式名称は 「えのころぐさ」。
花屋さんに良く並ぶのは、少し毛の色のおしゃれな
「きんえのころ」 や 「ぎんえのころ」 などです。
似たようなもので、こういうようなイネ科植物いろいろ出てます。
「○○グラス」 と名のついたものや
「粟(あわ)」 も同類です。
花屋さんではこういう 「草もの」 はなくてはならない存在。
おしゃれな店ほど置いています。
カーネーション1本買ってきて合わせても可愛いと思うなあ~
ねこじゃらしだけってのも、悪くはないです。
(*注:種が散るけど)

一番下の巨大ねこじゃらし、最近息子がはまってます。
いやーでかいね!
当社費3倍?4倍?
これなら花屋さんに並べてもバッチリですよ。
これ穂だけで、しかもドライになっちゃってるので
今度もっとシャキッとしたのも写真撮っときます(笑)
雑草でこんなのも飾ってみました~

ちなみに器は100円均一の徳利です。
まだまだ続く、0円花生活。
息子が毎日 「ねこじゃらし」 を採ってきます。
という話を書きましたが
「ええ~、ねこじゃらしなんかじゃ”花”じゃない」
と思ってるかもしれないので補足。
ねこじゃらしは、立派な「花材」です。
花屋さんでも売ってます。
ホントに売ってます。
「ねこじゃらし」 の正式名称は 「えのころぐさ」。
花屋さんに良く並ぶのは、少し毛の色のおしゃれな
「きんえのころ」 や 「ぎんえのころ」 などです。
似たようなもので、こういうようなイネ科植物いろいろ出てます。
「○○グラス」 と名のついたものや
「粟(あわ)」 も同類です。
花屋さんではこういう 「草もの」 はなくてはならない存在。
おしゃれな店ほど置いています。
カーネーション1本買ってきて合わせても可愛いと思うなあ~
ねこじゃらしだけってのも、悪くはないです。
(*注:種が散るけど)

一番下の巨大ねこじゃらし、最近息子がはまってます。
いやーでかいね!
当社費3倍?4倍?
これなら花屋さんに並べてもバッチリですよ。
これ穂だけで、しかもドライになっちゃってるので
今度もっとシャキッとしたのも写真撮っときます(笑)
雑草でこんなのも飾ってみました~

ちなみに器は100円均一の徳利です。
まだまだ続く、0円花生活。