またまた、すっかりお久しぶりになってしまいました。
体調はもうほとんど良いのですが、
11・12月とバタバタしまして・・・
ようやくそちらも落ち着いてきたところです。
その話はまた近いうちにするとして。
また溜まったメールからひとつ回答をば。
『山茶花や椿が害虫にやられて丸裸になってしまいました。
薬が恐くてそのままにしておいたのがいけなかったようです。
やっぱり薬も必要なのですね。
どんな薬がいいのでしょうか』
これは、本館の 農薬について のページにも書いてありますが
農薬を使う場合は、人間の病気の薬と一緒で
用法・容量を守って正しく使うこと。
というのが基本です。
うーん、これじゃ分かんないのかなあ。
このメールだと害虫が何かも分からないので
正確なことはわからないのですが
椿やサザンカが喰われるとしたら
アメリカシロヒトリの幼虫とかの場合が多いと思うので
仮にそれで考えるなら、次のようになります。
・椿科の植物に使えること
・アメリカシロヒトリの幼虫に効果があること
の2点を満たす農薬を買ってきて、書いてある用法どおりに使う。
っていう事になります。
農薬はクスリなので、「効くもの」
つまり薬の 「効能」 が書いてあります。
まずはこれが的外れだとまるで意味がありません。
だから、まずは
「いま困っているのは何が原因なのか」 を先に調べ、
それから買いに行って
「その原因に効果のある農薬」
を買わなければなりません。
毛虫にカビ用の殺菌剤とか
細菌にダンゴムシ用とか
使っても効かないわけです。
効かないばかりか副作用があるかも
(殺したくないものを殺してしまうかも)
しれないので、ここが肝心要です。
でも。
薬局みたいに薬剤師さんが選んでくれるわけではないところが
やっかいというか、ムズかしいところです。
売り場の係員さんに選んでもらう場合でも、
まずは 「症状」 を的確に説明できなくてはなりません。
カビ原因なのに虫だと思ったり、
肥料のやりすぎを病気だと思ったりすると
クスリを買ってもまったく意味がないわけです。
しかし!!
いまは、ここをごらんのあなたならば
ネットで、植物の病気も害虫も症状から調べられる便利な時代です。
こればかりは、植物を見ている「あなた」にしか判断できないことなのでここは頑張りましょう。
そして、その症状の軽減にクスリが必要なとき、
はじめて買いに行って、選んでください。
症状が説明できれば、売り場の人に選んでもらうこともできます。
それから、農薬には 「使えない場合」 も書いてあります。
メンソレータムに 「目の周りに塗らないこと」 と書いてあるのとおんなじような感じです。
よく読むと 「梨の木には使えません」 とか書いてあったりします。
ここも必ずチェックしましょう。
さらに、注意事項として
・池や水槽に入らないように風向きなどに注意
・子どもやペットがなめないように隔離すること
などが書いてあります。
危ないですから必ず守りましょう。
守らない場合金魚が死んでしまっても子どもが病気になっても文句言えません。
要は、ボトルに書いてあることをよく読んで
ちゃんと判断することが大切なんです。
あとね、たとえば毛虫に喰われる~!なら
もう虫が増えすぎてどうしようもなければ農薬が一番だけど
まだ卵とか、
卵からかえったばかりで葉っぱ1~2枚に固まってたりとかなら、
虫のついた葉っぱだけ取ってつぶしちゃえば農薬いりませんので
早めにみつけてあげることも大事ですよ^^
植物の症状を見極めるには、植物をよく知ることが大事です。
これを機会にぜひ本館のガーデンコーナーも復習してみてください。
← ランキング参加中!1日1クリックで応援してね^^
← 暮らしに関わるお花のまめ知識 本館blumelenben もよろしくです^^
体調はもうほとんど良いのですが、
11・12月とバタバタしまして・・・
ようやくそちらも落ち着いてきたところです。
その話はまた近いうちにするとして。
また溜まったメールからひとつ回答をば。
『山茶花や椿が害虫にやられて丸裸になってしまいました。
薬が恐くてそのままにしておいたのがいけなかったようです。
やっぱり薬も必要なのですね。
どんな薬がいいのでしょうか』
これは、本館の 農薬について のページにも書いてありますが
農薬を使う場合は、人間の病気の薬と一緒で
用法・容量を守って正しく使うこと。
というのが基本です。
うーん、これじゃ分かんないのかなあ。
このメールだと害虫が何かも分からないので
正確なことはわからないのですが
椿やサザンカが喰われるとしたら
アメリカシロヒトリの幼虫とかの場合が多いと思うので
仮にそれで考えるなら、次のようになります。
・椿科の植物に使えること
・アメリカシロヒトリの幼虫に効果があること
の2点を満たす農薬を買ってきて、書いてある用法どおりに使う。
っていう事になります。
農薬はクスリなので、「効くもの」
つまり薬の 「効能」 が書いてあります。
まずはこれが的外れだとまるで意味がありません。
だから、まずは
「いま困っているのは何が原因なのか」 を先に調べ、
それから買いに行って
「その原因に効果のある農薬」
を買わなければなりません。
毛虫にカビ用の殺菌剤とか
細菌にダンゴムシ用とか
使っても効かないわけです。
効かないばかりか副作用があるかも
(殺したくないものを殺してしまうかも)
しれないので、ここが肝心要です。
でも。
薬局みたいに薬剤師さんが選んでくれるわけではないところが
やっかいというか、ムズかしいところです。
売り場の係員さんに選んでもらう場合でも、
まずは 「症状」 を的確に説明できなくてはなりません。
カビ原因なのに虫だと思ったり、
肥料のやりすぎを病気だと思ったりすると
クスリを買ってもまったく意味がないわけです。
しかし!!
いまは、ここをごらんのあなたならば
ネットで、植物の病気も害虫も症状から調べられる便利な時代です。
こればかりは、植物を見ている「あなた」にしか判断できないことなのでここは頑張りましょう。
そして、その症状の軽減にクスリが必要なとき、
はじめて買いに行って、選んでください。
症状が説明できれば、売り場の人に選んでもらうこともできます。
それから、農薬には 「使えない場合」 も書いてあります。
メンソレータムに 「目の周りに塗らないこと」 と書いてあるのとおんなじような感じです。
よく読むと 「梨の木には使えません」 とか書いてあったりします。
ここも必ずチェックしましょう。
さらに、注意事項として
・池や水槽に入らないように風向きなどに注意
・子どもやペットがなめないように隔離すること
などが書いてあります。
危ないですから必ず守りましょう。
守らない場合金魚が死んでしまっても子どもが病気になっても文句言えません。
要は、ボトルに書いてあることをよく読んで
ちゃんと判断することが大切なんです。
あとね、たとえば毛虫に喰われる~!なら
もう虫が増えすぎてどうしようもなければ農薬が一番だけど
まだ卵とか、
卵からかえったばかりで葉っぱ1~2枚に固まってたりとかなら、
虫のついた葉っぱだけ取ってつぶしちゃえば農薬いりませんので
早めにみつけてあげることも大事ですよ^^
植物の症状を見極めるには、植物をよく知ることが大事です。
これを機会にぜひ本館のガーデンコーナーも復習してみてください。



- 関連記事
-
-
桜草はどこで買えますか?
-
どの農薬を使えばいいの?
-
玄関脇に花を植えると縁起が悪いの?
-