おうち花マイスター*本多るみ
こんにちは^^ 
花と暮らせるようになる♪
【3分フラワーアレンジ】*本多るみです♪



『花贈りの便利帖』・『花屋さんになろう!』 著者
TV・雑誌などに多数 取り上げて頂いております




すみません、今年 UPするのが遅くなってしまいました;;

今年もこれをお伝えせねば!な



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【超・重要!!】


「送別シーズン」の 賢い花の頼み方 その①


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をお届けします!


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今日は主に

クラス人数分、サークル人数分、といった
「少額×数が必要」なギフト
について。


ですが その前に、そもそも・・・

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★1:送別用の花ってどんなものがいいの?
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送別用…

といっても、
細かい使い道を挙げるといろいろありますね。

●保育園や幼稚園の卒園式

●小学校~大学の卒業式

●会社の部署異動や退職・昇進異動
などなど。


このような時、
シーンはそれぞれですが、

共通するのは 
「お花の贈呈」が

お別れの儀式・イベントの一部に

組み込まれていること。


”花を手渡す”そのシーンが、

「画」として残るということです。



このようなシーンには、

「花束」が向いています^^




もちろん、
受け取る人の好みに合わせるのが一番なので

ガーデニング好きの人には
鉢植えを渡してもOKですが

基本は「花束」と
思っていたほうが良いでしょう。

花束が一番 ”軽い” んです!



送別、花を渡すようなシーンの
「その時」

送別される側の人は、
荷物がたくさんあります。

しかも、この送別イベントの後、
送別会へそのまま突入!

というパターンも多いでしょう。



そんな時、

●「なるべく荷物にならない」
●「持ち帰りが楽」


ということも考慮したほうが、
花を受け取った人が喜びます。


「渡す時に大きい方が良い」
と考える方もいらっしゃいますが

「大きいと持ち帰りが大変!」
ということも 考えてあげましょう。



受け取る人にしてみれば、
「そこそこのサイズ」のほうが、ありがたいですね。





そして、忘れちゃいけない!のが

-------
★2:送別時期の花屋さんの裏側。
-------


2月末~3月の花屋さんは、忙しいです。

特に、幼稚園や学校の卒業式というのは
「日が重なります。」
「この地域の公立学校はみんな3月10日」とか。

会社の多い地域では、
「送別デーがどこも3月最後の金曜日」とか。


そこまで日が重ならなくても、
この時期は花を贈る人が増えるため
花屋さんは混んでいることが多いです。


と、いうことは

いきなり
「今日花が欲しいな」
と思って花屋さんに行っても

長蛇の列で1時間2時間待ったり
「もう花がありません」

なんてことも、普通にあり得ます。




ほしい日にいきなり花屋さんに行って

「えええええーっつ!?(゚Д゚;)」

ってならないためには

 どうしたらいいのか?



はい、「予約」です。^^

ここまでは、分かっていらっしゃるでしょう。

問題は、ここから。



「いつ、どんなふうに」予約すればいいのか? 


それが分からないから 困っちゃう!

んですよねえ。


その こうすると良いよ! な
「頼み方のコツ」を お伝えしますね(*^_^*)



まず・・・

できるだけ、遅くとも
【必要な日の1週間前】までには
予約をしておくのが おすすめです。

【基本は10日~2週間前】
 って覚えてて。


「そんなに早く!?」 って思うかも?



なぜかというと…

花屋さんは、通常、市場から花を仕入れますが、
大抵、仕入れの日は 週に2・3回です。

仕入れが週2回(月曜と金曜朝)の場合、
月曜日のお昼に花屋さんに行った場合、
「その日仕入れてこなかった花」の入荷は、
4日後の金曜日になります。


月曜日のお昼に
「黄色のバラが欲しい」、と頼んだ場合、

その日に黄色のバラが入荷していなければ、
最速でも金曜日の午後になるんです。
5日かかります。

つまり、1週間を切ってから頼みに行くと、
「500円×30人分ほしい」と思っても
花の入荷自体が難しくなります。


「花がありません」というケースが出てくるんです。


「予約」を入れておくことで
花屋さんは、あなたの注文分の花を
仕入れる時間ができます!


 

予約を入れないと、そもそも
あなたの注文のための花の仕入れ」
そのものが、できないんです。



-------
★3:どうして1時間も2時間も待つの?
  そんなに時間がかかるものなの?
------


1時間2時間待つ、と聞いて

「ええ? そんなに待つものなの??」

と思うかもしれませんので 

時間もちょっと考えてみましょう(・ω・)/



花屋さんが、
オーダーを受けて花束を作る場合
お客さまとの最初の会話から込みで 

10~15分くらいです。

(作る人によります、もっと早い人も、もっとかかる人もいます)



アレンジメントの場合は、作る手間がもう少しかかるので
20~30分くらいかかるかもしれません。
(こちらも作る人によって もっと早い事も、かかる事もあります)


お客さんがあなたの前に2人いたら、
お店の人が1人だった場合
単純計算で、それだけで 30分~1時間待ちます。
(15分~30分×2人)


さらに!

クラスやサークルの人数分「数」が必要な場合に
予約せずにいきなり頼みに行くと・・・

たとえ、他に誰もお客さんがいなかったとしても
1時間以上かかる可能性が高いです。


なぜかというと
たとえ、1輪だけを包むギフトであっても

・長さカット
→水をつける
→ラッピングペーパーをカットしてつける
→セロハンをカットして巻く
→リボンをカットして縛る

という一連の作業が 1つごとにかかります。


作業の手の超~!早い 
プロフェッショナルな人でも
「1束1分」かかります。

バイトさんだと1束3分は、かかるでしょう。

平均 1束2分として
2分×30束=「60分」です。



これが、500円のミニ花束×30個の場合
1束2分じゃ終わりませんから
1束5分として 5分×30個

=「150分」(2時間半!)




よくよく考えてみれば
単純計算
ですから
分かると思うのですが

なぜか 
「30束10分くらいでできるもの」 と思って
いきなりご来店される方も多いのですよ^^; 


ただ、この
「5分×30束=150分」というのは
「作るスタッフが1人の場合」ですから

2人・3人で作ってくれれば 
半分くらいの時間でできますよ^^


でも、それも、「いきなり行く」と
スタッフの人数が足りない!!
 
ということが起こります。


予約さえしておけば、
花は何日も前からの作り置きはできませんが

その時間 スタッフ人数を
増やしておいてくれます。


あらかじめ、

「混んでいるかもしれない」

って 考えてみること

とっても大事です!





でも、
それでも。

「花を頼むのを忘れちゃってた! がびーん!!」

っていうことも、ありますよね~^^;



そんな時は!

行こうとしているお花屋さんの電話番号が分かるなら
「行く前に、その時点で」
電話注文をしましょう!


花屋さんまでの移動時間中に 作りはじめてもらえますよ^^

電話の時点で、ほしいだけの花が足りるかどうかも
返答をもらうことができます。


------
★4:どう頼めばいいの?
------



さて、それでは具体的に
「どう頼めば」いいのでしょうか?


タイムリミットは

・必要な日の10日前までに(できれば2週間前)



「1輪×クラス人数分」
「800円×サークル人数分」 など、

数が必要な時は、


①金額×数 

②男女比・年齢層 

③いつ、どう渡すか 

④重視ポイント(量か質か) 

⑤あれば希望の色
(チームカラー、男女別など)  を伝えて。



花の種類や色の「指定」はしないほうが良いです。

「女性用25・男性用16」
のような頼み方が、一番
「その時良い花で見目良く」作ってもらえます^^

希望を出したい場合は色のパターンだけ、
「ピンク系25個と黄色系を26個」とか

「チームカラーがブルーだから
どこかにブルーを入れて」
のように希望を出すと良い
です。


ボリュームを重視するのか
花の質を重視するのか
 というのは
たとえば・・・

「なるべくボリュームが出るように」と頼めば
ガーベラなど安い花でボリュームを出して
ミニブーケにしてもらえますし

「1本+ちょろっとでもいいので 
良い花を使って」と頼めば
「バラなどの高級花+グリーン」 
になるかもしれません。

仕上がりの雰囲気が違ってくるので
ここも、希望があれば
しっかりと伝えておくと良いです。



「花種」
「色」は 指定しないほうが良いのですが

【何を重視したいのか】は
ハッキリ伝えましょう!



このような頼み方が良いのは、
花は野菜や魚と同じで「時価」だから。

その日に安くて質の良い花、は、市場頼み。
”毎日 変わる” んです!




色や花種を指定するほど、
「その日安くて良い花 ”ではないもの”
を買うことになる可能性が上がる


=高いのに 質が悪い花!

になってしまうかもしれない危険が高まるんです。


だから、
「色系統だけ」くらいの希望の出し方がベスト!




色も

「●色の花を入れて」とは指定しないこと!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~



その日に出荷される花に
その希望の色のモノがあるかどうかは 
当日市場に行かないと分かりません!

希望色がピンクの場合
「ピンクの花を入れて」
ではなく!

「ピンク系にしてください」
「どこかにピンクを入れてください」


と頼むのが◎。


この指定なら、
たとえピンクの花がなくても
ピンクのペーパーを使ってくれます。


【特に「青」は注意!!】


「青い花」は
地球上の存在数が
絶対的に めちゃ少ない です!

なのに「青い花を入れて」と言ってしまうと
最悪、なくなります TnT




だから
「どこかに青を入れてください」
「青っぽくなると嬉しいです」
のような頼み方をします。


「青い花」ではなく
「全体的に青っぽく」という頼み方にします。



そうすれば
青い花の入荷がなくても
紫や白を使ったり
青いラッピングやリボンを使ってくれます。

=「見た目が青くなります」。
~~~~~~~~~~~~


 ↑
「青くしたい」と思う場合
大事なのって、ココですよね?



「青っぽく、女性用」の例
こんな感じです^^

青い花は1本だけですが、
「全体的に青い」ですよね?

で、全体的に可愛らしい花で
女性向けになっています。

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この
「●色の花を入れて」と
「全体的に●色にしてください」は

ニュアンスの違い、と言えばそうなんですが

花屋さんにとっては
「青い花」と指定されたのと
「できあがりが青っぽければよい」のとでは

天と地ほどに違うんです。



だから 色の希望は

「どこかに●色を入れてください」
「●色っぽくなると嬉しいです」

という言い方にします。




花を頼むあなたも
贈られた相手も
「満足!」なギフトになるには




【あなたの望み】

つまり、
あなたの想像する
「こんな花」 という図を

できる限り言葉にして 
花屋さんに伝えましょう。



花屋さんは、あなたではないので
あなたと同じ出来上がり図を
最初から想像しているわけでは
ありません!
~~~~~~~~~



あなたが 
しっかり言葉にして伝えることではじめて

花屋さんに
あなたの希望の出来上がり図」

が伝わります。




このとき 
仕入れ日や 花の出荷状況といった
「花屋さんの状況を考えた言い方をしておく」と

賢く花を買うことができる、というわけ。





なお。。。

卒業式などで朝早く
(花屋さんの開店前に!)
花が必要な場合も
 
花屋さんに そう伝えてくださいね。


朝早くの受け取りができるように
お店を早く開けてくれたり
学校まで届けてくれたり

前日の夜に引き取って保管しても
水が持つように包んでくれたり 
してくれますので^^



細かいこともすべて! 
花屋さんに
「10日前まで、できれば2週間前までに相談する」

のが コツですよ!


   ↑
あらかじめ伝えておかないと 
配達に行ける「人」の手配もできませんからね!

「あなたの注文の花を準備する時間」を
花屋さんにあげてください!



心に残る 卒業・卒園・送別に なりますように^-^*

この記事では、
花贈りの基本的な知識と

「少額で数が必要な」卒業ギフトを想定した内容

をお伝えしました。


退職などの送別で
1~3人くらいの方に
ある程度まとまった額のお花を頼む場合
もありますよね。

また 次の記事で
「高額ギフト」の場合について
お伝えしますね!


ではまた^-^/


 

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