
いらかの波と雲の波
重なる波のなか空を
橘薫る朝風に
高く泳ぐや鯉のぼり
百瀬(ももせ)の滝を登りなば
たちまち龍になりぬべき
わが身に似よや男子(おのこご)と
空へ躍るや鯉のぼり
*甍(いらか)=屋根瓦のこと
*橘(たちばな)=ミカンの花のこと
文部省唱歌 「鯉のぼり」 。
この歌がわたし、とっても好き。
「やねよーりーたーかーいーこいのーぼーり~」
の方ではないので、
知らないという人もいると思いますが
とっても好きなんです。
なんていうか、
「日本語の美しさって妙よね~」
と思ってしまう歌なのです。
屋根の瓦の波模様と
雲の波が連なっているのが「空」
だっていう表現がんもー、それだけでなんかもう、たまりません!
(わたしって変?)
で、ミカンの花の香りがする朝風に
高く泳ぐ鯉のぼり・・・
ああ、その情景が思い浮かぶわ~
とか懐かしく浸ってしまいます。
(わたしって変?)
最近じゃ大きな鯉のぼりはとっても珍しくなってしまいまして
いま住んでいる町も結構イナカにもかかわらず
大きな鯉のぼり、本当に屋根より高い鯉のぼりを
あげているおうちって本当、少ないです。
今年は1軒だけ発見!!
何メートルあるのかしら!?
っていうくらいおっき~~~いいの!!
中に入れます、あれ。
一番小さいので5mくらいありそう。
わたしがこどものころは、まだまだ大きな鯉のぼりって
わりと普通にありました。
で、子供の鯉の数がすごいの。
10匹くらいついてたりして。
あっちでもこっちでも、立っていたのになあ。
なんだか寂しいなあ~・・・
かくいうウチも、そんなに広い庭もないので
1.5mの鯉です。
でも、ちゃんと泳ぎました、よかったです^^*
なかなか、「良い鯉のぼり」に見えるでしょ?
お買い得でした~
本当、ネットの買い物は便利ですねえ~
鯉の柄まで選べて安かったです^^
鯉は百回滝を登ったら
龍になるんだよ
その龍の背に乗って
息子は空へ舞い躍るんだ。
ああ、なんて素敵な歌。
夢があると思うの、わたし。
(わたしって変?)
こういう 「にっぽんのうた」 を
たくさん息子に歌ってあげたくて
良く歌ってます。
日本語・母国語の美しさを知ってほしいし
言葉の語彙も増えそうだしね。
妊娠中もよく歌ってました。
が、息子はなぜか 「背比べ」 のほうが好きなようです。(あれ?)
ああ、今年も撮りまくった花の写真が溜まってます^^;
もう季節が過ぎ去ってるけどこんど載せますね~~
(質問も書かなきゃな・・・・うーん、時間が足りん)




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