チューリップフィーバー中のわたし
今月の「花時間」(チューリップ特集!) ももちろん買いました!
時間があればめくってニンマリしています。
今月号はこんなの↓ ですね。
![花時間 03月号 [雑誌]](http://images.amazon.com/images/P/B000EGEVIM.09._SCLZZZZZZZ_.jpg)
「花時間」 は毎月発行の花雑誌(切り花中心です)。
花の雑誌の中ではメジャーな雑誌。
花雑誌の中では、わたしはこれがいちばん好き!
なんといっても、色あわせ・花合わせや写真が抜群にキレイ!!
全体として比較的、家庭でもマネができると思うし、
花に詳しくない、花を習ってない
「ふつうの人」でも見てじゅうぶん楽しめる!と思います。
1,000円アレンジの見本とかもいっぱいあるしね^^
わたしは、毎年、「ウェディングブーケ&花飾り」 は必ず買います。
そのほか、
・花屋さん特集
・バラ特集
・チューリップ特集
の時はだいたい買ってますね。あとは・・・
毎月買うのは予算的に厳しいので^^;
ちょこちょこと本屋さんでめくってみて、
よさそうだったら買ってます。
もう、表紙見ただけでノックアウトされちゃうことも多いけど^^;
さて。
本題までが長くてスイマセンですが
こういう花雑誌に載っている花って、
実際花屋さんには売っていない品種を主に取り上げていることが多いんです。
この「花時間」でも、ちょっと前までそうでした。
新品種やほとんど作られていない花ばかりが載っていて、
実際花屋さんには売っていない花を紹介してるんですね。
花屋さんとか、お花の先生とか、
花の流通のことまで知っているような人が見れば、
実際新品種が花屋さんの店先に並ぶまで数年かかることを知ってるので
「こんな花ができたんだ、買えるようになるまで楽しみ」
って思えるのですが。
ふつうはそんなこと考えませんよね!
本に載っていれば、「ある」と思って当然です。
そこで、事件が起こります><
ウェディングブーケの場合特に、
「絶対この本に載ってるこの品種で」
と言って来る人がかなりいるのです。
「この花で作ってくれ」って持ってくる花嫁さんに
「ムリなんだよ」って説明するのが大変でした><
特に、オールドローズ・イングリッシュローズ を
使いたいと思っている人!
オールドローズやイングリッシュローズは
普通、花市場にはほとんどありません。
取り扱っている仲卸さんもあるので
手に入らないことはありませんが
いつも決まった品種があるわけじゃもちろんありません。
それだけ育てている人が少ないワケだから
その日にその花が咲いてくれてるかどうかは、もはや運です。
その品種が日本で一人しか育ててない花だったりすると
手に入れること自体まずムリですし
運良く買えたとしても、ものすごい高値になっちゃいます。
結局は予算上、似た色や雰囲気の花を使うことになるのだけど
それを説明して、わかってもらうまでがホントに大変で ><
(イングリッシュを使う場合は 5万円くらいはかかります・・・
同じ色味の普通のバラや他の花を使えば1万5千円とか2万円くらいです
↑花屋さんや、ブーケの形にもよるけど))
さらに、花の種類のほかに、
「お花の出回るシーズン」 も、こうした花の本に書いてあるものを
そのまま信じてしまうと泣きを見る事があります!
大抵の本で書いてあるシーズンは、
「取り寄せ可能であれば品質も金額も無視で」 書いてあります。
花が旬でキレイで、値段もお手ごろなのは 大体、
書いてあるシーズンの 最初と最後の月を削った期間 になります。
たとえばチューリップの場合、 「12~4月」 と書いてあったら
「1~3月」 だと思ったほうがいいです。
「オールシーズン」 と書いてある花も
実際には一年中は出回ってない場合が多いので
「結婚式には絶対これ!」 っていう花がある場合は
まず花屋さんに、その花がある時期を聞いてから
式の日取りを決めた方がいいと思います。
そんな傾向にある 「お花の本」 ですが
最近、「花時間」はちょっと変わってきたみたいです。
最近は、出回っている花をけっこう使ってくれてますね。
実際に読んでいて、「コレいいな!」 って思って
花屋さんに行けば、まあ、大体ありそうな感じになってきました。
(日によるだろうけど。市場には出てる品種がだいぶ増えてきた感じ)
最新のブーケの本(vol.12) でも
「写真の品種の他、こんな花などでも同じようにできますよ」
という書き方をしてくれるようになりました。
ブーケの本にそうやって書いてくれてると、
それを持ってくる花嫁さんには話が通りやすそうですv
出回り時期も、以前よりも「ホントにある時期」に
近くなってきたようです。
まだちょっと「??」って花もあるけど・・・
ちょっとずつ、変わってきているように感じます。
でも、「お花の本」の一般的な傾向は、
まだまだ、「最先端の新品種やデザインが載るもの」
と思っておいたほうがいいかもしれませんね。
本に載っているのじゃなきゃイヤ! なんて
がっちがちに視野を狭くしちゃったらもったいない!
「今、手に入る品種」
「今日、キレイな花」
を手にとってほしいなあ、と思います。
花はどれもみんなキレイなんだから!
← お役に立てたら一票お願い! m(_ _)m
← 暮らしに関わるお花のまめ知識 本館blumelenben もよろしくです^^
今月の「花時間」(チューリップ特集!)
時間があればめくってニンマリしています。
今月号はこんなの↓ ですね。
![花時間 03月号 [雑誌]](http://images.amazon.com/images/P/B000EGEVIM.09._SCLZZZZZZZ_.jpg)
「花時間」
花の雑誌の中ではメジャーな雑誌。
花雑誌の中では、わたしはこれがいちばん好き!
なんといっても、色あわせ・花合わせや写真が抜群にキレイ!!
全体として比較的、家庭でもマネができると思うし、
花に詳しくない、花を習ってない
「ふつうの人」でも見てじゅうぶん楽しめる!と思います。
1,000円アレンジの見本とかもいっぱいあるしね^^
わたしは、毎年、「ウェディングブーケ&花飾り」
そのほか、
・花屋さん特集
・バラ特集
・チューリップ特集
の時はだいたい買ってますね。あとは・・・
毎月買うのは予算的に厳しいので^^;
ちょこちょこと本屋さんでめくってみて、
よさそうだったら買ってます。
もう、表紙見ただけでノックアウトされちゃうことも多いけど^^;
さて。
本題までが長くてスイマセンですが
こういう花雑誌に載っている花って、
実際花屋さんには売っていない品種を主に取り上げていることが多いんです。
この「花時間」でも、ちょっと前までそうでした。
新品種やほとんど作られていない花ばかりが載っていて、
実際花屋さんには売っていない花を紹介してるんですね。
花屋さんとか、お花の先生とか、
花の流通のことまで知っているような人が見れば、
実際新品種が花屋さんの店先に並ぶまで数年かかることを知ってるので
「こんな花ができたんだ、買えるようになるまで楽しみ」
って思えるのですが。
ふつうはそんなこと考えませんよね!
本に載っていれば、「ある」と思って当然です。
そこで、事件が起こります><
ウェディングブーケの場合特に、
「絶対この本に載ってるこの品種で」
と言って来る人がかなりいるのです。
「この花で作ってくれ」って持ってくる花嫁さんに
「ムリなんだよ」って説明するのが大変でした><
特に、オールドローズ・イングリッシュローズ を
使いたいと思っている人!
オールドローズやイングリッシュローズは
普通、花市場にはほとんどありません。
取り扱っている仲卸さんもあるので
手に入らないことはありませんが
いつも決まった品種があるわけじゃもちろんありません。
それだけ育てている人が少ないワケだから
その日にその花が咲いてくれてるかどうかは、もはや運です。
その品種が日本で一人しか育ててない花だったりすると
手に入れること自体まずムリですし
運良く買えたとしても、ものすごい高値になっちゃいます。
結局は予算上、似た色や雰囲気の花を使うことになるのだけど
それを説明して、わかってもらうまでがホントに大変で ><
(イングリッシュを使う場合は 5万円くらいはかかります・・・
同じ色味の普通のバラや他の花を使えば1万5千円とか2万円くらいです
↑花屋さんや、ブーケの形にもよるけど))
さらに、花の種類のほかに、
「お花の出回るシーズン」 も、こうした花の本に書いてあるものを
そのまま信じてしまうと泣きを見る事があります!
大抵の本で書いてあるシーズンは、
「取り寄せ可能であれば品質も金額も無視で」 書いてあります。
花が旬でキレイで、値段もお手ごろなのは 大体、
書いてあるシーズンの 最初と最後の月を削った期間 になります。
たとえばチューリップの場合、 「12~4月」 と書いてあったら
「1~3月」 だと思ったほうがいいです。
「オールシーズン」 と書いてある花も
実際には一年中は出回ってない場合が多いので
「結婚式には絶対これ!」 っていう花がある場合は
まず花屋さんに、その花がある時期を聞いてから
式の日取りを決めた方がいいと思います。
そんな傾向にある 「お花の本」 ですが
最近、「花時間」はちょっと変わってきたみたいです。
最近は、出回っている花をけっこう使ってくれてますね。
実際に読んでいて、「コレいいな!」 って思って
花屋さんに行けば、まあ、大体ありそうな感じになってきました。
(日によるだろうけど。市場には出てる品種がだいぶ増えてきた感じ)
最新のブーケの本(vol.12)
「写真の品種の他、こんな花などでも同じようにできますよ」
という書き方をしてくれるようになりました。
ブーケの本にそうやって書いてくれてると、
それを持ってくる花嫁さんには話が通りやすそうですv
出回り時期も、以前よりも「ホントにある時期」に
近くなってきたようです。
まだちょっと「??」って花もあるけど・・・
ちょっとずつ、変わってきているように感じます。
でも、「お花の本」の一般的な傾向は、
まだまだ、「最先端の新品種やデザインが載るもの」
と思っておいたほうがいいかもしれませんね。
本に載っているのじゃなきゃイヤ! なんて
がっちがちに視野を狭くしちゃったらもったいない!
「今、手に入る品種」
「今日、キレイな花」
を手にとってほしいなあ、と思います。
花はどれもみんなキレイなんだから!



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この記事へのコメント
最近は買えるようになってきたんですか。私から見るとこんな品種知らんぞ。ってのもまだまだありますけどね。それでも確かにとんでもないのは減ったかな。でもイングリッシュはちとキツイな。
去年の9月だか10月のバラ特集の時は同じ苗字の親戚が特集されてましたねー。表紙のバラもそうだって言ってました。カルーセルってバラを開かせて出荷してる人。FAJに出してるから知ってるかな。
取材に来たのは7月頃であんまりいいバラ切れてなかったんだけど、プロのカメラマンはすごいな~って言ってました(笑)。
以前は本屋さんに2~3冊しか入ってなかったけど、最近は平積みしてますよね。人気あるんだなぁ。
去年の9月だか10月のバラ特集の時は同じ苗字の親戚が特集されてましたねー。表紙のバラもそうだって言ってました。カルーセルってバラを開かせて出荷してる人。FAJに出してるから知ってるかな。
取材に来たのは7月頃であんまりいいバラ切れてなかったんだけど、プロのカメラマンはすごいな~って言ってました(笑)。
以前は本屋さんに2~3冊しか入ってなかったけど、最近は平積みしてますよね。人気あるんだなぁ。
2006/02/24(金) 00:01 | URL | あっつん #-[ 編集]
チューリップの表紙が印象的で、本屋で立ち読みを・・・
チューリップは昨日の写真のような、ユリ咲きが好きです。形がシュッとしていて、いい感じ♪
チューリップは昨日の写真のような、ユリ咲きが好きです。形がシュッとしていて、いい感じ♪
2006/02/24(金) 09:41 | URL | こねこ #ihn3MyrQ[ 編集]
やっぱりうちもこの本の花でと言われるときついです。特に地方は厳しいです。取り寄せることも不可能ではないのですが、あっても程度がバラバラ(ほとんど悪い場合が多い)。流通してなくてどうしてもとなると業者さんもあればOKみたいなノリで売ってきますからね。それもびっくりするくらいの値段で。なのでじっくりお客さんと打ち合わせをして、本よりも素晴らしいあなただけの物を作りましょうとか言います。プレッシャーになりますが、あなただけの物というと結構納得してくれます。
雑誌に載っている品種を無理やり揃えるよりも、その時期に一番いいものを使ったほうが結局はいいと思います。バラにしてもやっぱり数が出ているときのほうがいい品物も多いしね。少ない物を無理やり集めるとこれはちょっと・・・。って言う品物もあるでしょうから。
>あっつんさん
そうですねー、バラは特に新品種とか他に誰も育ててないようなのがまだまだ多いですね~
あそこのお花は入荷したことあります。そんな気にしていなかったのでどんなだったか覚えてない;のですが伝票見たら以前買ってました。
もしかして??
と思ったりしてたのですが、育ててる品種が違うし家族構成も違うっぽいので人違いかなーと・・・
親戚だったのですね~~!ビックリです!でもでも「花時間」に乗るなんてスゴい!!
花時間の写真はホントにすごく綺麗ですよね、花雑誌の中でも特別綺麗だと思います、プロってすごいなあ。
>こねこさん
そうそう、ついつい、表紙につられて立ち読みしちゃうんですよね~~
わたしのチューリップの好みはけっこう数年後ごとに変わります^^;
ユリ咲きが一番!と思ってた時期もあるし、今年はゴージャス八重とシンプル一重かなあ。
>モークさん
困るんですよねえ~~
よかった、同意見の人がいて。
確かに、大田&FAJでないものは地方じゃもっときついですよね。
そうそう、ほんっとにとんでもない値段になるし!!しかも花悪すぎ!!だし!!
「あなただけの」イイですね~
今度ブライダルを受けることがあったら使ってみようv
ほんと、皆さんの言うとおり
ないものを無理やりかき集めても
高いわ良くないわで良い事ないです;
お花は旬の一番いいものの中から、好きなイメージの花を選ぶのが何よりですよね!
ありがとうございました^^
そうですねー、バラは特に新品種とか他に誰も育ててないようなのがまだまだ多いですね~
あそこのお花は入荷したことあります。そんな気にしていなかったのでどんなだったか覚えてない;のですが伝票見たら以前買ってました。
もしかして??
と思ったりしてたのですが、育ててる品種が違うし家族構成も違うっぽいので人違いかなーと・・・
親戚だったのですね~~!ビックリです!でもでも「花時間」に乗るなんてスゴい!!
花時間の写真はホントにすごく綺麗ですよね、花雑誌の中でも特別綺麗だと思います、プロってすごいなあ。
>こねこさん
そうそう、ついつい、表紙につられて立ち読みしちゃうんですよね~~
わたしのチューリップの好みはけっこう数年後ごとに変わります^^;
ユリ咲きが一番!と思ってた時期もあるし、今年はゴージャス八重とシンプル一重かなあ。
>モークさん
困るんですよねえ~~
よかった、同意見の人がいて。
確かに、大田&FAJでないものは地方じゃもっときついですよね。
そうそう、ほんっとにとんでもない値段になるし!!しかも花悪すぎ!!だし!!
「あなただけの」イイですね~
今度ブライダルを受けることがあったら使ってみようv
ほんと、皆さんの言うとおり
ないものを無理やりかき集めても
高いわ良くないわで良い事ないです;
お花は旬の一番いいものの中から、好きなイメージの花を選ぶのが何よりですよね!
ありがとうございました^^
2006/02/24(金) 23:13 | URL | るみ #DgPTpst2[ 編集]